リベラルな勢力の非力と不明

新潟に行ったりしていて取り上げそびれたが、毎日(大阪本社版21日夕刊)の「宇野常寛の新時代を読む 8月国民が抱く危機感への処方箋 リベラルな勢力の非力と不明」も、大事なことが書いてあった。

「自民党の改憲案にまったく賛成できないし、重武装化や積極的な海外派兵が性急におこなわれてしまうことには強い危機感を覚えている。過去の侵略戦争を正当化するなんてもってのほかだ」とまず自分の立場を明らかにしたうえで、「つくる会」や「ネトウヨ」を別とした一般市民の「ごくごく単純でまっとうな安全保障意識の高まり」を話題にする。

「この国民の不安と危機感に対して(僕は賛成しないが)改憲と重武装化という明確な処方箋を提示できている保守派に対して、リベラル勢力の処方箋はきわめて脆弱だ」
「9条を維持する「からこそ」切ることができる外交カードの存在や、国際秩序への貢献を積極的にアピールすることがもっともっと必要なのではないか」

「たとえば読売新聞や自民党が改憲案を提出してきたとき、リベラルな言論人たちはずっと憲法学者の仕事を引いてそれを「バカにして」済ませてきた...それでは絶対にこれらの改憲案を支持する人々を説得できない。なぜならこうした改憲案の背景には国民の不安と危機感があるからだ...」

いちばん大事なのはここだ。
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ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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