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マスコミの変化?

毎日新聞朝刊1面のコラム「余録」が、「オスマン帝国」と書いている。いちいち確かめていないが、従来は「オスマントルコ」と書いていたように思われる(ノーベル文学賞の記事は間違いなくそうだった)。とすれば、歓迎すべき変化だろう。

3面のコラム「金言」では、横浜で開かれたアフリカ開発会議に関連して、「中国にくらべて日本はアフリカで出遅れている」というマスコミの論陣を皮肉っている。これまでメディアも、大使館員、企業社員、ボランティアなどがリスクのある国でテロに巻き込まれたような場合に、危機管理の不十分さなどを批判して、行く人を萎縮させる記事ばかり書いてきたではないか、ということだ。

それもアルジェリアで日揮の社員がイスラム過激派に殺害された事件の報道のように変わりつつあるとコラム子はいうが、まだまだ不十分だろう。
ここからは毎度の話だが、マスコミにせよ政府や財界にせよ、アフリカについて専門的知識をもつエキスパートがどれだけいるだろうか。東南アジア以上に不十分に違いない。大学など教育の場も同じである。

それでは、いつまでたっても「未開の沃野」「全面危険地帯」など、プラスマイナスどちらにしても表面的な理解しか生まれないだろう。

先日の東南アジア学会では、最近の財界・マスコミの「東南アジアブーム」(ベトナム、ミャンマー、インドネシアなどが好評である)を経済学の立場で分析した報告があったのだが、私は別の分科会に出なければならなかったため、聞くことができなかった。しかし配布資料によると、東南アジアが他の地域に比べて特に高成長が期待できる地域だということはない、中国との対立などで反射的に東南アジアに目を向けているだけで、東南アジアがわかって進出しようとしているのではない、と手厳しかった。
アフリカも同じだろう。

本当に企業やマスコミがアフリカを重視するなら、大学でアフリカについて研究した学生を率先して採用すべきだろう。
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プロフィール

ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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