留学生が英語論文を日本語に訳す

水曜5限は学部の「英語ゼミ」。要するに英書講読である。
去年からシンガポールで出たチャンパーに関する論文集The Cham in Vietnamを輪読している。先週と今週は中国から来た留学生のGさんとCさんが担当。
先輩に助けてもらったのだろうが、かなりしっかりした日本語の訳をしていた。日本人学生が英語やアジアの言葉で発表をする際に、このぐらいのレベルがあればなんとかなるという見本にもなりそうだった。
ただし日本人学生もよく間違う文法の誤訳や、日本語の使い方が微妙にまちがっているところなどは当然ある。私のベトナム語などもこういう間違いが山ほどあるんだろうな。

ちなみに全体のまとめ的なMichel Vickeryの章を読んでいるのだが、漢文史料について誤解しているところなどもあるし、ジョルジュ・マスペロの「定説」を批判するのに急なあまり、「何でも反対」に陥っている感じもする。日本人研究者がこういうところで「議論の交通整理」役を務めることも可能だろう。
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ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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