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阪大東洋史で身につく力

先日の名大シンポのあたりで書こうとしてそのままになっていた話しである。
阪大東洋史でしっかり勉強すると、学部卒業までに身につく力、できる経験を整理しておきたい。

(1)語学(教養課程の英語+第2外国語のほかに)と史料読解
-中級の漢文読解力
-英仏独語の歴史論文を読む力
-初歩の中国語会話(中国史専攻の学生)または中央ユーラシア、東南アジアなどの言語の初級(中国史以外の学生)
(2)歴史と歴史学
-中央ユーラシア、中国、東南アジア史の基礎的知識・理解
-世界史の構図に関する基礎的理解
-歴史学と東洋史学の成り立ち・動向や方法論に関する基礎的理解
(3)研究・発表のスキル
-レポート・論文の書き方、史料の調べ方などのしっかりした基礎(IT技術を含む)
-違う専門の相手に向けた発表・討論のある程度の経験
-ある程度の現地経験

外部から見れば「なんだ、そんなの当たり前じゃないか」と思われそうだが、あいにく日本の大学の文学部には、定型的な教育内容と教育目標というものを強く拒む風土があるため、実際の効果はまだまだ不十分だとはいえ、阪大式は目立つのだ。

博士前期(修士)課程では語学の読解と調べる力、論文を組み立てる構想力と表現力、現地経験などいろいろの面で大きく伸びる場合が多い。


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プロフィール

ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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