バンメトートのコーヒー

強行軍での移動で毎朝眠いためもあり、コーヒーをたくさん飲んだ。
ビュフェ形式のけっこう上等なホテルの朝食でも、たいていはコーヒーの横にコンデンスミルクが置いてあったのがうれしかった。
中部高原はとくに、世界一の生産地である。
有名なバンメトートのあるダクラク省のほか、北隣のジャライ省のコーヒー生産もずいぶん増加した様子で、とくに北よりのダクハー県のコーヒーが有名らしい。ダクラクより早く収穫できる品種を植えているとか。

写真左はジャライ省のコーヒー、右はダクラク省のコーヒーである。
DSC_6987昨日までに買った珈琲
右のMehycoという商標はたぶん会社の名前か何かで、メキシコには関係ないだろう。日本でもよく知られたチュングエンのコーヒーより苦みが強いとか。

ところが、バンメトートでコーヒー豆を買おうと市場に行くと、チュングエンの粉の箱や袋はあっても、豆を売っていない。他の銘柄もない。豆を売る場所はごく限られているらしい。
DSC_6935お茶はあるがコーヒーがチュングエンの袋しか売ってない
ダクラク省立博物館にはいろいろなコーヒーの銘柄が展示してあったが、街ではチュングエン以外に辛うじてメヒコを見つけただけである。最近のホーチミン市やハノイでのチュングエンの急拡大を見れば、本社のあるバンメトートが完全にチュングエンの「企業城下町」になっていてもおかしくはない。
DSC_7002コーヒーの銘柄がたくさんある(あった?)

ちなみに真新しいダクラク省博の、自然に関する展示は非常によい。コーヒーについても勉強になった。
DSC_6991博物館の展示。自然の部屋が参考になる  DSC_6992.jpg  DSC_6996.jpg

アラビカ種(左)とロブスタ種(右)で葉っぱがけっこう違うとは知らなかった。
DSC_6999.jpg  DSC_7000.jpg

ほかにもコショウやゴム、木材などいろいろな展示がある。これはいろいろな薬種の展示。
DSC_7001.jpg

ついでにね博物館内には越・仏・英・エデ語の4言語の表示がある。
DSC_7060すべての展示がエデ語を含む4原語表示




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No title

 西洋史学会の帰り、新潟空港で先生にコーヒーをごちそうになりながら、ベトナムコーヒーのお話をうかがったことを懐かしく思い出します。秋田先生もご一緒でした。

Re:ベトナムコーヒー

あのころは、まさか世界一になるとは思いませんでした。
ベトナム人のがんばり方というのは、どこか日本人に似ている気がします。
プロフィール

ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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