大阪本の売れる地域
木曜日の毎日新聞夕刊(大阪本社版)に、面白い記事が2つあった。
ひとつは、京都を扱う本は全国区で売れるが、大阪を扱う本は大阪と大阪以外で売れゆきに大きな差があるという話である。
東京一極集中にも負けない京都と、負けっ放しの大阪の違いがここにも現れているということだが、もとはよそ者だが大阪を冠する大学に勤めている立場上、「背表紙に大阪とあるとよその人間は(吉本やタイガースのファン以外は)敬遠する/実力を正当に評価しない」という風潮にはほとほと困らされる。
しかも、問題がより複雑なのは、「大阪人」が自らそれを招いてきた面が少なくないからである。
ひとつは、京都を扱う本は全国区で売れるが、大阪を扱う本は大阪と大阪以外で売れゆきに大きな差があるという話である。
東京一極集中にも負けない京都と、負けっ放しの大阪の違いがここにも現れているということだが、もとはよそ者だが大阪を冠する大学に勤めている立場上、「背表紙に大阪とあるとよその人間は(吉本やタイガースのファン以外は)敬遠する/実力を正当に評価しない」という風潮にはほとほと困らされる。
しかも、問題がより複雑なのは、「大阪人」が自らそれを招いてきた面が少なくないからである。
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