全国学力テスト

少し古いが、出張中に今年の成績についての報道があった。
論述は相変わらずダメだとのこと。

買い物に関する算数の問題で、細かい数字は記憶が曖昧だが、4600円だかの買い物で5000円でなく5100円支払うとおつりの硬貨の枚数が節約できるというような事例を、「それはなぜか、説明しろ」と出題したら正答率がものすごく低かった、とかいうのがあったらしい(正解は「100円玉だけでなく500円玉が使えるから」といった方向)。
これは第一に出題文が下手だったのだろう。「その場合に5100円払う人がいる。それは何のためか」を問えばずっと正答率が高くなったのではないか。
ただ生徒の方も、「言葉で聞かれると質問の意味が取れない」という弱点が度を超しているのだと思われる。
たぶん「いったい、なにを答えたらいいのか」わからなかったのだろう。
私の授業でも、知識がないのではなく、なにを答えたらいいかが判断できない(=頭にある知識が取り出せない)ために質問に答えられない学生がとても多い(99%以上が、簡単な質問に対してすごく詳しい知識の動員を求められていると誤解する)。

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ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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