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うまくいかない小テスト

「市民のための世界史」小テスト第8回
辛亥革命後の中国が、漢民族だけの国家にも各地域・民族の連邦国家にもならなかった(なれなかった)のはなぜか、中華帝国や清朝の遺産、当時の中国が置かれた状況と世界情勢を考え、漢民族の立場とその他の民族の立場の両方から論ぜよ。

CSCD科目「市民のための世界史S」はさすがによくできていたが、学部新入生の「市民のための世界史III」はかなりボロボロ。
「滅満興漢」を言っていたのに、なぜ漢民族(地域としてはいわゆるチャイナ・プロパー)だけの国家を作らなかったのか、他の主要民族(清代の「藩部」)は中国に属し続ける必然性がないのに、なぜ外蒙古以外は独立できないどころか、連邦制にすらできなかったのか、などについて、安全保障や国家理念などを中心に答えさせようとしたのだが、問いの意味がつかめない受講生がかなり多かったようだ。実際の中華民国~人民共和国の国家形態、連邦制という概念などがわかっていないせいであるように思われる。

このへんがあいまいなままで、現在の中国政府はケシカランてなことだけ思っても、どうしようもないのだが。
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プロフィール

ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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