その場で勝つことにこだわりすぎると...

大阪市長が文楽協会の技芸員と、公開で「意見交換」をしようと言っているそうだ。

有能な弁護士出身の市長が、公開で議論をしたら「勝つ」に決まっている。
これはほとんど、素人に弁護士抜きで法廷闘争をやれとか、芸能の専門家に「ラグビーで勝負をしろ」と要求しているに等しい。完全な反則である。
やるなら相手側に「弁護士」か「代理人」を付けさせねば不公平だ。

「その場の論争に勝つこと」を至上命題としている人をときどき見かけるが、天下は取れない(取っても維持できず「乱世の梟雄」に終わる)。
はったりや脅し・徴発に乗って自分で乱れてくれる相手はいいのだが、どっしり構えて動じない相手には、自分が先に動きすぎてスキを見せてしまう。また、年を取って動きに「キレ」が失われると、まったくの三流に成り下がる。
大阪市長もこのテの限界が見えてきたか。
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ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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