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国家と社会

水2の「歴史研究の理論と方法」で今週は、「社会」の歴史および「国家と社会の関係」について講義をした。

あまり得意な分野ではないので中身が薄いと思って、先週までの秋田先生のグローバル経済史や市先生の回の帝国研究などの補足をしていたら、思わぬ時間を食って本題が駆け足になるというオソマツだったが、本題では、社団国家と専制国家、団体型社会と非団体型社会、共同性(共同体)と公共性、中国社会・国家の特徴などの話をした。

駆け足で話したせいか、コメントカードにはいろいろな戸惑いが示されていたが、「(国家とは別の、自律的で社会契約の基盤になり得る)社会」というものを考えたことのない学生、ネットワークやパトロン・クライエント関係で動く「非団体型社会」がイメージできない学生が一部にいるようだ。

もう一つは、「専制国家では実態はともかくタテマエとして中間団体の存在が許されない」といった話に対して、「タテマエと実態の違いになんの意味があるのか」という反応を示す複数の学生がいたこと。たぶん現代日本の政治状況などから、「タテマエ=きれい事などに意味はない」と考えているのではないかと推測されるが、そうすると制度史や法制史の研究はいっさい無用になってしまう。しかしそうではないんだなあ。
タテマエもけっこう大事だということは、もう少し人生経験を積まないとわからないかな?
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まとめtyaiました【国家と社会】

水2の「歴史研究の理論と方法」で今週は、「社会」の歴史および「国家と社会の関係」について講義をした。あまり得意な分野ではないので中身が薄いと思って、先週までの秋田先生のグローバル経済史や市先生の回の帝国研究などの補足をしていたら、思わぬ時間を食って本題...

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プロフィール

ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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