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東南アジア史と第一次世界大戦

早瀬晋三氏の近著「マンダラ国家から国民国家へ 東南アジア史のなかの第一次世界大戦」
「レクチャー 第一次世界大戦を考える」の1冊である(人文書院刊)。


はじめに
第1章「マンダラ国家の近代植民地化」
第2章「東南アジアと第一次世界大戦」
第3章「戦後の民族運動と国民国家の形成」
第4章「歴史教科書のなかの第一次世界大戦」
おわりに
参考文献
あとがき
略年表

という組み立てになっている。
第1~3章は各植民地ごとの動きを述べた節を並べたあとに「まとめ」として全体的特徴を書く、
第4章はヨーロッパ、日本、中国、韓国、ベトナム、タイ、その他の国々の教科書(主に高校の)に第一次世界大戦がどう書けているかを紹介・分析したもの。

「東南アジアにはあまり関係がない」と思われがちな第一次世界大戦とその前後の世界の動きが、東南アジアをどう変えたかを読みやすく書いているが、「植民地ごとの羅列でわかりにくい」という印象を薄めるには、各章の「まとめ」がもう少し詳しくてよかった気がする。たとえば世界経済とアジア間貿易、華人ネットワーク、民族運動の相互比較や「思想連鎖」など、書ける内容がいろいろあっただろう。

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まとめtyaiました【東南アジア史と第一次世界大戦】

早瀬晋三氏の近著「マンダラ国家から国民国家へ 東南アジア史のなかの第一次世界大戦」「レクチャー 第一次世界大戦を考える」の1冊である(人文書院刊)。はじめに第1章「マンダラ国家の近代植民地化」第2章「東南アジアと第一次世界大戦」第3章「戦後の民族運動と...

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ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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