ベトナム人被災者への情報発信

まずは犠牲者・被災者全員に、心からお悔やみ・お見舞いを申し上げます。

今回の地震・津波で、ベトナム人も数百人が被災したとされ、いまだに消息不明の人もあるようだ。
一般のTVや新聞では、外国人被災者の情報はあまり流れてこない。しかし、言葉や社会のしくみが違う外国で大災害にあったら、どんなに心細いかを想像することは、むずかしくないだろう。

そうしたなかで、実際の現場や避難先での救援活動以外に、ベトナム人向けにベトナム語で情報発信している人たちもいる。たとえば駐日ベトナム大使館がHPの「大使館ニュース」欄にお知らせやニュースを載せている。
http://www.mofa.gov.vn/vnemb.jp/vi/nr070521165843/nr070813162342/
在日ベトナム学生青年協会(VYSA)のHP http://www.vysajp.org/news/ では、被災者の安否情報や現地報告のほか、日本の新聞記事のすばやい翻訳も含めて、被災地や原発について、最初の2週間に大量の情報を提供しつづけた。日本側のベトナム関係者にもこうした情報は有益と考え、日本ベトナム研究者会議などで一部の日本語訳に取り組んでいる。

また日本人が運営しているサイトでも、東京外国語大学多言語災害情報支援サイト http://www.tufs.ac.jp/blog/ts/g/tufs_disaster_information/cat1036/vietnamese/ で仙台市を中心とした情報がベトナム語で読めるし(外大関係者が活躍する場は海外だけではない)、「公的機関|東日本大震災(東北地方太平洋沖地震) 人捜し 安否確認」というページ
http://sunstudio-web.com/touhoku_jisin/category/kouteki-kikan
は、すべての記事でTranslationというボタンを押して言語を選ぶと、ベトナム語を含む50あまりの言語に訳されたお知らせや案内が読めるというスグレモノだ。

神戸でそうだったように、今回も各地域で多言語対応のしくみが当たり前になることを期待したい。

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プロフィール

ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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