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日本史を世界史の中に位置づける

再三再四論じてきたテーマだが、またも書かねばならない事柄に出会った。

東大が大学院の「全学研究科等横断型教育プログラム」の一環として「日本・アジア学」教育プログラムを解説しているのを、遅ればせながら知った。12単位取ると修了証が出るという点は、阪大の「副専攻」に相当する。「日本・アジアに関する教育研究ネットワーク(ASNET)」という機構(古田元夫先生が機構長だそうだ)が運営しているらしい。送られてきた資料にはこれとは別に、東大が開設している「グレーター東大塾」という社会人向けの高度な連続講座(週一回、計14回で参加費30万円。行政や企業からの派遣などを想定している)のチラシも入っていた。

どちらも似たようなことを阪大で考えたことがあり、「やられた」と思ったが、「日本・アジア学」教育プログラムのほうは、2011年度シラバスを見てちょっと安心した。
国際関係論や環境問題などの授業は当然日本とアジアの区別をしないだろうが、歴史の授業は従来通りの「日本を除いたアジアを学ぶ」というタイプが大半を占めると思われる。これなら「日本を完全に含んだアジア」を日ごろから論じ、「日本史研究者が日本以外のアジア史を学ぶことと、日本以外のアジア史研究者が日本史を学ぶことを同等に位置づけている」われわれの取り組みのほうが進んでいる。
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ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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