Here, you are in Kyoto!

京都で長らく忘れていた経験をした。
6時に四条烏丸東詰で知人と待ち合わせ。京大構内から5時10分過ぎに「楽勝」とか思いながら出てきて、東一条のバス停で201番のバスを待った。時刻表上、土曜日は毎時4本ほど走っているはずである。しかし、20分に来るはずのバスは、まるまる一本分遅れて35分頃やっと来る(いま百万遍にいるという表示が出てから、何分待っただろうか)。どのバス停でも観光客が待っているので、遅れは回復できない。祇園で四条通に入ったあとは渋滞。四条高倉でバスを降りたときは6時5分。ここまで確実に来るには、京大を1時間前に出なければならない! 若いころの私は、自転車で20分あれば行けた場所なのだが。

京都は道が狭く車が多いという事情はある。しかし、観光客の多い土日、京大の合格発表の翌日で合格者が下宿捜しに来る日、こういうときに機動的に対応して積み残しや遅れを出さないようにしようという発想がまったくない点で、京都市交通局は35年前と変わっていないことがわかった(バスが接近すると表示されるバスロケーションシステムは、むしろ「バスは時間通り走っていません、来ません」ということを示す機能を果たしている)。京都市電は、これで滅びた。

近代的・効率的でないことに怒っては京都では生きていけない。しかし交通局のこれは、不慣れな観光客が多いのをいいことに平然とおこなわれているひどい商売の一つ、言い換えれば京都の恥部ではないだろうか。
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ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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