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温暖化 寒冬呼ぶ?

首都圏では雪が降った日はこちらも寒かったが、先週の入試のあたりから全体に暖かい日が多い。

きのうの朝刊(毎日)には、「温暖化 寒冬呼ぶ?」という見出しで、この冬の寒さの原因についての気象庁の見解が紹介されていた。
太平洋のラニーニャ現象による「亜熱帯ジェット気流」の蛇行だけでなく、北大西洋の海面水温が上がって対流が活発化したこと、バレンツ海の凍結範囲の縮小などの原因で「寒帯前線ジェット気流」(日本でふつうにジェット気流と呼んでいるもの)が蛇行したことも原因だそうだ。両方のジェット気流ともに日本列島付近では南に蛇行したため、シベリア高気圧からの寒気が流れ込みやすくなったということらしい。

複雑なメカニズムをもつ気候の温暖化や寒冷化は、一方向だけには進まないし地域的偏差も大きいことは、昨秋の阪大歴教研例会などでも強調した。日本列島に猛暑をもたらすイメージの強いエルニーニョは、寒冷化の時代に頻繁に出現する現象だそうだ。
歴史を見るうえでは、「最終氷期」の終わりの温暖化がいったんおおきく逆行した「ヤンガードリアスイベント」や、1780年代の寒冷化のなかで襲いフランス革命の引き金となった熱波など、「逆方向への振れ」がしばしば人類社会の大変動につながったことが無視できない。

それにしてもこの冬は大寒波の印象があるが、「30年で4番目ぐらいの寒さで、異常気象とまでは言えない」のだそうだ。われわれの体が温暖化と便利な生活ですっかりなまっっていたのだろう。


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ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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