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鉄道経営

本屋で見つけて買った。以前の「週刊東洋経済」特集と違い、ほぼ国内の状況だけを扱うが(ただしドイツと日本の、都市交通を中心とした比較あり)、なかなか充実した内容である。


JR九州と水戸岡鋭治氏の特集記事をはじめ、JR、私鉄(大手、中小)、地下鉄、第3セクター、路面電車、観光鉄道、モノレール・新交通システム・貨物などに分けて、会社ごと・路線ごとの1日1キロあたり輸送量、年間営業損益などのデータが列挙されており、データ好きにはうれしい。

大都市圏通勤ラッシュの実態と混雑緩和策や経営への影響、新線建設の費用、リニア新幹線の建設費や新幹線と地方経済などの記事も要領よく書けているように思う。人口100万程度の都市では、建設費が高すぎて地下鉄建設はマイナスであること、他の路線との相互乗り入れができないシステムで建設するとあとあとまでたたることなどが、いちおうきちんと書いてある。東日本大震災の災害復旧の例をあげて、貨物輸送の大事さにもふれている。

ただし鉄道会社のサイドビジネスのパート、とくにプロ野球や小林一三の経営について書いたあたりは初心者レベル。また、路面電車のページではLRV(Light Rail Vehicle:超低床など新しいタイプの車両)とLRT(Light Rail Transit:車両だけでなく路線全体としての新しいシステム)を混同している。日本ではLRVの生産・導入は進んでいるが、LRTの建設については欧米だけでなく中国よりはるかに遅れた「落ちこぼれ」であることは、以前に紹介した。

おまけで九州の鉄道の写真を載せておく。どちらもJR九州を代表する車両のひとつである「ソニック」(883系)が写っている(左:別府、右:小倉)。
P1000363.jpg  P1020518小倉駅。ソニックには783系も使用

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プロフィール

ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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