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ダオ・チーランとは?~自己紹介補遺

ペンネーム「ダオ・チーラン」の由来を書くのをすっかり忘れていた。「ダオ・チーラン先生の雑学講座」でも書かないままだったので、このへんで説明しておこう。

私の名前の漢字をベトナム読みするとダオモック・チーラン(Đào Môc Chí Lãng)になる。4音節の名前は少ないので1音節省いて、ダオ・チーランにした。その際に姓の2文字目を省いたのは、日本を除く漢字文化圏では姓は漢字1文字の方が普通だからである。中国に伝わった14世紀のベトナム人の著作『安南志略』を「上海楽善堂」から翻刻したことでも知られる、日中をまたにかけた商売人兼文化人だった岸田吟香が、中国で「岸吟香」と名乗っていた故事がある。

(おまけの雑知識)
なおベトナム人(多数民族であるキン族)の姓名をカタカナ表記する際には、ふつう音節ごとに区切るが(例:グエン・ティ・ビン)、それは通常の3音節(漢字3文字分)の名前のうち、真ん中の音節が「男女の区別」や「同姓の一族の中の下位区分」を表すなど独自の機能をもつ場合があり、中国人(漢民族)のように姓と完全に区別された名前の一部を構成するとは限らないからである。したがって私が教科書や事典項目を書く場合には、本名でなく官職名や号などで完全に二文字一組になっているもの(例:バオダイのような皇帝号、チャン・フンダオのフンダオのような貴族の称号)には、わざわざ区切りを入れないことにしている。中国人や日本人の漢字2文字の名前をベトナム読みでカタカナ表記する場合も同様である。

なんでもかんでも音節ごとに区切りを入れとかえって煩雑になるのは、地名をハ・ノイ、ニャ・チャン、ダ・ラット、ハイ・フォン、サ・パなどとやったら読みにくくてかなわないことからもわかるだろう。
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プロフィール

ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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