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来てほしい学生

大学院入試が今日で終わった。
学部入試(前期日程)ももうじきだ。

高校の先生から、「大学側は高校時代にどんな勉強をしてきてほしいと考えているのか」と尋ねられることがある。いわゆるアドミッションポリシーともかかわるが、

第一に、人文系の場合、硬い文章や古めかしい文章を、構造的に読み取ったり作文する能力が他の分野の学生より高くないと、やはりまずいだろう。外国語の勉強でも、いくら会話がうまくても、たとえば英語の構文がある程度きちんと分析できないような学生は、資料の読解ができない。新聞を読むこと、自分で文章を書くことなどの習慣がない学生は、こういう面で大きなハンディを背負って大学教育を受けることになる。

第二に、そこそこの記憶力と、覚えたことをマークシートや穴埋め以外の形式、つまり論述問題や口頭での説明で的確に出せるような力。
第三に、ものごとを一方向からだけでなく、別の方向からも考えらたり理解する能力。別の言い方をすれば他人の目で自分を見る能力や、異文化を理解する能力。
こういう直接の「学力」以外では、

愛四に、知的好奇心と自分で課題を見つけ方針を決められる自発性
第五に、体力と精神力。これは「超人的なタフさ」の意味ではなく、「なにがあっても決定的にはつぶれずにある程度の勉強が続けられる力」のことである。

以上のうち、第二から第四は、大学に入ってからでも急激に力を伸ばすことが不可能ではないので、それほど深刻に考えなくてもなんとかなるのだが、第一と第五は大学で勉強するためのかなり絶対的な必要条件なので、これらが欠けたまま大学に入ると大変だろう。

なお、学術的な外国語の会話や作文は、第一から第三までを日本語できちんとできる学生なら、大学で一定の訓練をすれば、そこそこ使えるレベルにはなる。逆に、それらの能力が欠けたままでは、いくら語学学校に通ったり留学しても、学術的な言葉は身につかない。元外大教員として、またベトナム語を使った研究活動をしている人間として、このことはいくら強調しても強調すぎることはない。

**************
夕食に、「一人暮らしの適当料理」を作る。
写真左はキャベツ(一枚の葉を2,3片にちぎる)とウインナーソーセージをコンソメスープの素と酢で煮たもの。これは以前からときどき作る。弁当のおかずにもなる。
右は残っていたユッケジャンスープの素に、牛肉、豆腐となめこ、刻みネギ、わかめを入れた具だくさんのピリ辛スープ。ふだんはコチュジャンがなければ日本の味噌汁にキムチを入れてピリ辛スープにする。具で欠かせないのはなめこかミョウガ。両方入れることもよくある。
P1060535.jpg
ごく簡単な料理しかできない私だが、材料と調味料の組み合わせだけでけっこういろんな味が楽しめるものだ。
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プロフィール

ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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