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少人数学級の導入をめぐって

毎日新聞(大阪本社版)朝刊の「オピニオン 論点」はコロナ禍で浮上した少人数学級について3人の関係者が意見を述べている。
いずれも本当に大事なのは教員の負担軽減ときめ細かい指導、そのための人材確保だという点は一致しているが、方法論が分かれる。
大事な視点として、末吉芳さん(日大教授)が(1)ハラスメント防止をセットにする必要がある。たとえば中学校ではハラスメント的指導が目立つので、単純に少人数学級にすると多人数なら隠れていられた子が逃げ場を失うことになりやすい、(2)授業の性質によってクラス人数を変えるなどの方法もあり、単に学級規模を小さくすればいいというものではない、(3)テストの点だけで(大人数学級でも大丈夫だなどの)議論されているのがおかしい、学校教育は自己肯定感などテストでの測定が難しいもの(非認知能力)も延ばす役割がある。大人数学級で非認知能力が延びるという科学的根拠はないので、40人学級を維持したければ財務省はそこを証明しなければならない。
最後の点は、官僚だけでなく国民が「わかってますか」と問われている。
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プロフィール

ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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