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秋入学

東大が秋入学に移行する、他の主要大学や経済団体とも協力してやり方を検討する、という話がマスコミをにぎわしている。
大学の国際化のために避けられない課題だろう。

今日の朝刊にも出ていたように、その際に入試の仕組みもせひ変えてほしい。
まずセンター入試を資格試験(高大接続テスト)に変えること。
それではこまる「自分でペーパーテストを作る能力・条件のない私大や単科大学」のためには、「入試のアウトソーシング」を認めるべきである。予備校に問題を作ってもらうのが秘密保持のために本当にまずいのであれば、TOEICや日本語検定の応用で、外部機関がおこなうテストの点数が一定以上であることを入学要件にする方法もある。
「とんでもない」と怒る学校の先生も多いだろうが、センター入試であれなんであれ、教育や受験の専門家でない「プロの研究者」が「中身も難しすぎる形式も不適切な悪問」を出題する現状よりは、「受験のプロ」に任せる方がよほど質が向上するはずだ。

もう一点、入試の時期を遅らせること。最低でも入試を4月以降にして(7~8月は気候面で難しいと考えれば、5~6月か)、高校そのものでは3月までまともな授業ができるようにしたい。入試は従来通り2~3月に終えてしまい、4月以降はボランティアなどいろいろ別の経験を、などというのは、入試でゆがめられ押しつぶされている高校の状況にほおかむりして、自分たちの都合や願望だけを優先する、大学側のエゴではないか。そう考えると、高校までは4月入学、3月卒業のままでよいのだと思われる(高校入試による中学教育のゆがみという問題は別に策を考えねばならないが)。



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No title

桃木先生
 秋入学にするなら、大学入試を4月以降にというのはまさにその通りです。センター試験の前身の共通一次試験導入により、高等学校の行事は窮屈になったとはよく言われます(私は共通一次時代に高校生活を送りましたが)。またAO入試は青田刈りと言うだけでなく、高校教員の一層の多忙化を招いたことでも問題でした。高校入試の中学校教育への影響も、高校教員としては反省に立って考える必要がありますが、大学秋入学との関連では、まず、大学入試の高校教育への悪影響を解消することも併せ行ってもらいたいと熱望するところです。
                                                       敬具
                                                    高橋 徹

Re: 入試の時期

> 桃木先生
>  秋入学にするなら、大学入試を4月以降にというのはまさにその通りです。センター試験の前身の共通一次試験導入により、高等学校の行事は窮屈になったとはよく言われます(私は共通一次時代に高校生活を送りましたが)。またAO入試は青田刈りと言うだけでなく、高校教員の一層の多忙化を招いたことでも問題でした。高校入試の中学校教育への影響も、高校教員としては反省に立って考える必要がありますが、大学秋入学との関連では、まず、大学入試の高校教育への悪影響を解消することも併せ行ってもらいたいと熱望するところです。
>                                                        敬具
>                                                     高橋 徹

高橋先生、コメントありがとうございます。
いつもの繰り返しですが、入試や入学後の教育など、大学側で考えるべきことが多いと思います。
そこにしっかり取り組むこととセットでなければ、われわれ大学教員が、貧困な教育行政や高校現場の保守性を批判しても、説得力がないですよね。
プロフィール

ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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