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世界のコロナウイルス対策と世界史教育

毎日新聞朝刊(シリーズ 疫病と人間)にジャレド・ダイアモンド氏の寄稿。見出しは「フィンランドは備え、米国は科学を軽んじた」。

ここで世界史教員が思い出してしっかり教えるべきこと。
アメリカというのは進化論より天地創造を信じる人が国を動かせる、そういう国だということ。

ついでに日本の読者やマスコミが目を皿にして読むべきダイアモンド氏の記述。ソ連との苦闘の経験から「準備」ができていフィンランドの果断な動きのつぎに、「アジアの国々は新型コロナへの準備はできていなかったが。抑止に成功している例が少なくない。ベトナムやシンガポールは動きが早く、スマートフォンのアプリを活用するなどして感染者や濃厚接触者の隔離・追跡を徹底した。特に経済や科学の水準が高いとは言えないベトナムが、強力で効率的な対策を講じることができているのは驚きに値する・・・」。

日本では地域ごとに扱いの大きさ(地域の格付け)があらかじめ決まっていて、東南アジアはいいことも悪いことも欧米・中韓に比べてずっと小さくしか扱わない(要するにみんなが知る必要がないと思っている)から、こういう話は(悪い面も含めて)大きく報道されることは少ない。そもそもシンガポールの生活水準が日本よりずっと高いことを知っている日本人は少ないだろう。
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ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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