箱根駅伝

ベトナムで調査に同行した学生たち(全員西日本出身)とだべっていたときに、正月スポーツの話題が出た。
学生の一人が「箱根駅伝はどうなっただろうか」というので、「関東大会」にすぎない箱根駅伝に全国のスポーツファンが注目するのは、東京一極集中のあらわれだ、とまぜっかえしたところ、みんなあきれた顔をしていた。

駅伝そのものが「マラソンなどの長距離を弱くした元凶」と批判されることはさておくとしても、高校駅伝の強豪校が全国に分散しているのに大学(男子の場合)でほとんど首都圏に集中してしまうのは、まちがいなく「箱根」のせいだろう。これが長距離走のレベルアップにつながっているとはどうしても思われない。大学ラグビーの首都圏集中も同様である。なにも関西の没落を問題にしているのではない。大学駅伝(男子)でいえば、昔は福岡が強かった。今の高校は宮城や青森、広島が強い。だったら今もそういう地域の大学が全国制覇を争ってもいいはずだ。

話変わって、私はクラシック音楽の弦楽器では人声に近いチェロの音色と、チェロが奏でる歌謡性のあるメロディが好きである。甲高い音のバイオリンは、ちょっと近づきがたいところがある
今日はクラシカ・ジャパンで、シューマンのチェロ協奏曲が2度上映された。
ソロは最初がロストロポーヴィチ、2番目はフルニエと、どちらもなつかしい演奏家である。
首尾良く両方とも録画できた。

私の両親はクラシック音楽好きだったので実家ではしょちゅうクラシック音楽が流れていたが、私自身がクラシック音楽一般を好きになり、自分で聞くようになったのは中学生からだった。
しかし、シューマンのチェロ協奏曲はずっと小さいときから好きだった。大上段にふりかぶるのが好きなシューマンにしては静かな、落ちつきや諦念を感じさせる曲である。
なぜ好きになったのかわからないが、小さいときの私はしょっちゅう泣いたり怒ったりしている子どもだった。
この曲は「癒し系」だったのかもしれない。

フルニエの番組では、もう1曲、サン=サーンスのチェロ協奏曲第一番もやっていた。これはクラシックに本格的にはまった中学生のころ、大好きだった曲であり演奏である。たしかブルッフの「コル・ニドライ」という曲といっしょのレコードに入っていた。そのころは、ラロのチェロ協奏曲とか、ドヴォルザークのチェロ協奏曲なども好んで聞いていた記憶がある。大人になってからはラフマニノフのチェロソナタなど、室内楽にも好きな作品がいろいろできた。
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プロフィール

ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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