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ベトナムからの技能実習生、留学生

昨年末の入管法改定以来いろいろと話題になっている件で、ハノイの日本大使館でも今日セミナーを開いているそうだ。
「初めて」というところがかなり問題だと思うが、「両国の多くの関係者が結託した人身売買」と国連で見られているような状況が改善されることを願う。とにかくあちこちで聞く実態は、黒人奴隷制よりはずっとましだが、その廃止後の世界に出現した中国人・インド人などの「クーリー労働力」(「年季契約」で海外に赴き働く者が多かったが、前借りなどで縛られ劣悪な環境に苦しんだとされる)とどこpが違うのか首をかしげるような話も聞く。

他方でベトナム人(自称経営者、投資家等)に騙されて金を巻き上げられた日本人の話も聞かれるようになってきた。もちろんケシカランことだが、それをもってベトナム人排斥運動や過剰な取り締まりなどをさせてはいけない。何度も書いているが、日本人は札束が服を着て(しかも他の先進国の人々と比べておそろしく無防備で)歩いているように見えて当然だから。それがいやなら「自己責任で」対策を取るべきだ。
また両国の関係は、トータルで日本が(少なくとも当面の収支としては)儲けているのだから、それを長期的なウインウインの関係にもっていく智慧とそのための投資を惜しんでは話にならない。いつもいっている通り、それは政府や自治体もやるべきことがたくさんあるが、国民個々人もそのために勉強すべきことは山ほどある。「ベトナムといえばフォーと生春巻き、ビールは333、服はアオザイ」みたいな「フジヤマ、ゲイシャ」型の知識をどうやったら超えられるか(それには暗記量を増やすしかないのか)を考える訓練もその一つだ。
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プロフィール

ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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