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東南アジア学会関東例会のお知らせ

ううむ、ベトナムの漢越語の報告を聞きたいが。。。

今週末の4月21日(土)に、下記の通り、関東例会を開催致します。
多くの方々のご参加をお待ちしております。

**************

日時:2018年4月21日(土)13:30~17:45
場所:東京外国語大学 本郷サテライト4階セミナー室
*地下鉄本郷三丁目駅より徒歩5分(http://www.tufs.ac.jp/access/hongou.html)

☆第1報告(13:30~15:30)
報告者:津田浩司(東京大学大学院総合文化研究科・准教授)
題目:日本軍政期ジャワの華僑向け日刊紙『共栄報』の研究
コメンテーター:倉沢愛子(慶應義塾大学経済学部・名誉教授)
<報告要旨>
『共栄報(Kung Yung
Pao)』は、日本軍政下のジャワにおいて華僑向けに発行され続けた唯一の日刊紙である。当時のジャワの華僑社会の言語状況を反映し、華語(中国語)版とマレー語版とが別々に出されていた。本報告は、これまでその存在は言及されることはあっても、本格的に研究されてこなかったこの『共栄報』について、インドネシア国立図書館所蔵の原資料、および関係者の回想録を含む各種資料に基づきつつ、解題を加えるものである。
報告ではまず、『共栄報』が読者対象としたジャワの華僑社会とはいかなるものであったのかを大掴みで理解すべく、日本軍政が始まる以前の新聞等メディアを通した彼らの言論活動の状況について確認する。次いで、軍政下の情報統制の概要、および『共栄報』発行の経緯や編集体制等について明らかにする。最後に、『共栄報』の紙面の特徴について、原資料の撮影データを示しつつ指摘する。

☆第2報告(15:45~17:45)
報告者:佐藤章太(東京大学大学院・博士課程)
題目:ベトナム語の漢越語専門用語に見られる土着化現象~中等教育数学用語の体系的分析を通して~
コメンテーター:岩月純一(東京大学大学院総合文化研究科・教授)
<報告要旨>
ベトナムは歴史的に漢字文化圏に属したため、ベトナム語は現代に至るまでに非常に多くの漢語由来語彙を受容しており、その中でも体系的な漢字音で読まれる「漢越語」は、高級語彙や専門用語に多い。しかし、現代ベトナム語は漢字を使わず、アルファベットを用いており、かつては漢字で書かれた漢越語は意味面や文法面など様々な面で、土着化(ベトナム語的特徴を持つ変化)を起こしている。
本発表では、ベトナム中等教育の教科書に掲載されている数学用語を体系的に分析することにより、専門用語の漢越語においても、土着化現象が起きていることを指摘する。特に意味面では、ニュアンスの付与・意味明白度の違い・意味内容の変化について、文法面では語順の逆転について述べる。また、ベトナム人によって新たに創出された「越製」漢語についても指摘する。

例会終了後、18時から19時頃まで、同会場にて簡単な懇親会を予定しております。

ご不明な点は、関東例会(kanto-reikai[at]tufs.ac.jp)までお問い合わせください([at]を@にして下さい)。
また、関東例会のブログ(http://kantoreikai.blog.fc2.com/)も、
過去の例会の記録等を掲載しておりますので、合わせてご参照ください。

よろしくお願い申し上げます。

関東例会委員
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プロフィール

ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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