東南アジア古代史研究会at九博

東南アジア古代史研究会のご案内です。

科研の研究会ですが、関心のある方はどうぞご参加ください。なお、配布資料作成の都合上、深見純生(fukami(a)andrew.ac.jp
)まで事前に連絡いただけると助かります。



日時 2016年3月9日 14時~17時

会場 九州国立博物館(在太宰府)1階研修室



報告1 深見純生(桃山学院大学非常勤講師)

「7世紀の東西回廊を行く」

662年南海の6国が同時に唐に朝貢するというきわめて異例のできごとがあった。しかも南インド2国と東南アジア大陸部4
国の未知の国々である。一方、那提というインド出身の僧侶が656年高宗の勅命により南海に派遣され、帰国後663
年に長安の大慈恩寺(かの玄奘と同じ寺)に入っている。

もしもこの2
つの事実に関連があるなら、那提は下ビルマから中部ベトナムまで東西回廊を歩いた可能性がある。いずれにせよ、那提という東南アジアにおけるインド文化の普及に貢献した人物が浮かび上がる。



報告2 田畑幸嗣(早稲田大学)

「7~10世紀東南アジア史総合年表の完成報告と活用方法について」

東南アジア古代史科研(2013〜2015
年度)では、文献史学、刻文学、考古学、建築史、美術史が個別に提示してきた様々な相対年代を絶対年代を整合させ統合することをめざしてきた。その最終成果物として、「
7~10世紀東南アジア史総合年表」を作成した。セル総数が5
万を超える巨大な年表となったが、この年表作成作業を通じ、それぞれの分野の持つ方法論的なメリットや限界も明らかになった。

本報告では、この総合年表の最終版を紹介するとともに、この年表を共通理解(東南アジア古代史理解のための一種の共通語)として、今後の東南アジア古代史研究では、どのような分野横断的研究を行いうるのか、研究会参加者とともに議論したい。
以上
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プロフィール

ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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