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大阪大学歴史教育研究会第94回例会報告は2本とも超大事なテーマ

大阪大学歴史教育研究会第94回例会につきまして、以下の通りご案内申し上げます。

日時:2016年3月19(土)13:30~17:30

会場:大阪大学豊中キャンパス文学研究科本館2階大会議室

プログラム:
(1)荒川正晴(大阪大学大学院文学研究科教授)・中村薫(大阪大学非常勤講師)
「大学の歴史学入門関係講義の現状と大学生の歴史についての知識状況」
【報告要旨】
最初に、全国主要大学で行われている「史学概論」など概論・入門講義系の授業の現況を紹介するとともに(担当、荒川)、次いでそれを受講する大学生の歴史に関する知識状況とそれへの対応について報告する(担当、中村)。荒川の報告では、データを提示しながら日本の大学で開講されている歴史学に関する概論や入門講義の特徴を明らかにし、その一般的な傾向を紹介する。また中村の報告では、2005年より担当している社会科教育法の授業で、教科書の太字の箇所を中心に、この箇所は入試に出るから覚えるようにという大学生にめだつ模擬授業の実態を踏まえ、学生が授業の対象とした箇所が各時代(世界史の場合は諸地域世界も含め)をこえた歴史の大きな見取り図の中でのどの部分であるかということを意識させる授業内容を構成してきた。とはいえ、こうした見取り図は中村のこれまでの経験上に基づくものであり、こうしたものが適当かどうか、現場の高校教員や大学教員から指摘していただいて、今後歴史の教員をめざす(すでになっている)人たちにとって意義あるものになればと願っている。

(2)田口宏二朗(大阪大学大学院文学研究科准教授)
「経済成長と中国史」
【報告要旨】
中国「経済成長」の前史をどのように捉えるべきだろうか。そもそも,経済成長がなぜ問題になるのか。この問いについて掘り下げることは,中国経済をめぐる議論やデータの洪水にさらされたわれわれにとって,思考のよりどころを見定めるためにはいくぶんかは役立とう。マルクス歴史学いらい,久しく行われてこなかった歴史学分野と経済学分野との壮大な共同作業について,その一端を紹介する。それとともに,(やや)議論の袋小路に陥り気味の状態からいかに突破口を見つけるか,考えてみたい。

*翌日20日(日)には、先日ご案内を差し上げました高大連携歴史教育研究会第1部会・第2部会合同/中間研究会(於、関西大学中等部・高等部校舎)が開催されますので、併せてご参加ください。
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ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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