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センター入試の自殺行為?

相変わらず脱力感をいだかせる問題の混じったセンター入試世界史。ある語句に下線を引いて、その語句自体には関連するものの(「皇帝」「宮殿」「都市」など固有名詞でない事柄を主題にした問いが多い)、リード文には一切関係のない事柄を問うのは、「リード文を読むな」と言っているに等しいのでは。

関連事項を思い出せるかどうかを問うのはいい。私が編者をした事典を見ていただくと関連事項の指示がやたらに多いのがわかるだろう。私は関連事項に話題を転じるのは大好きなのだ。

が、大問のなかではリード文に関係した事柄でなければ下線を引いた事項そのものの理解を問うのが基本であろう。人物や事件などの固有名詞ではない語句を問いの主題にするなら、その語句が示す概念とか歴史上の意味を理解できているかどうかを問うべきである。そうしているつもりなのかもしればいが、実際の出題はその語句に関連するすべての事実(事例)を思い出せるかどうかを問うているだけである。それは、センター入試が物知りコンテストでもプロの歴史学者養成テストでもないとすれば、一番いけない問い方のように思われる。
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ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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