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中学校歴史教科書の検討―育鵬社・前近代史部分について―(大阪歴史科学協議会1月例会)

「なんだ、案外まともじゃないか」という市民の声も聞かれる。育鵬社版だけを「ケシカラン教科書だ」と決めつけるのでなく、他社の教科書や従来の歴史教育の枠組みと比較してなにが問題かを示す批判が必要だということ。

大阪歴史科学協議会(1月例会)では、中学校の歴史教科書に関する下記のような企画を予定しています。
 当日は、私も平安時代~鎖国までを対象にお話をさせていただく予定です。また、古代・近世部分の報告者も若手・院生が中心になりますので、皆様からのご教示などいただけますと幸いです。
 

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中学校歴史教科書の検討―育鵬社・前近代史部分について―

 
日時 2016年1月30日(土)13:00~17:00

場所 クレオ大阪西 研修室
    * JR環状線・阪神なんば線「西九条」駅徒歩3分。
      大阪市此花区西九条6-1-20、tel:06-6460-7800

報告

①考古・古代史ワーキンググループ 「原始・古代史分野について」

②中村 翼氏(大阪大学)「中世史分野を中心に」 

③豕瀬 克徳氏(大阪市立大学)「近世史分野について」

コメント 平井美津子氏(公立中学校教員・社会科)


2016年度から中学校の教科書が新しくなりますが、大阪府下では大阪市・四條畷市・泉佐野市で歴史教科書に育鵬社版が新たに採用されることになりました。府下では、4月から多くの中学生がこの教科書で歴史を学ぶことになります。
育鵬社版はいわゆる「つくる会」系の教科書で、今世紀初頭に扶桑社版として登場して以来、その歴史・公民の教科書は、歴史の真実を歪曲し、日本国憲法を敵視するものとして多くの批判を受けてきました。育鵬社版歴史教科書については、主として近代日本の「植民地支配と侵略」の事実を歪める記述への批判がなされてきましたが、前近代史部分はどういった記述になっており、どんな問題があるのでしょうか。
本例会では、育鵬社版歴史教科書の前近代史部分――原始・古代、中世、近世の記述について、それぞれの時代を専門とする若手研究者が分析して報告します。さらに、中学校の社会科教育現場からのコメントも受けて、この教科書が導入された教室ではどのような授業をすれば良いのか、議論を深めたいと思います。

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プロフィール

ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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