学徒出陣の記念日

今日は1943年の学徒出陣の壮行会の日。全国の大学に学徒出陣の追悼行事や研究をしているかどうかアンケートした結果が毎日新聞夕刊に出ていた。http://mainichi.jp/shimen/news/20151022dde014040014000c.html

その隣には、加藤典洋氏の新刊『戦後入門』の「非核を加える改憲論の提言」を紹介する。http://mainichi.jp/auth/guide.php?url=http%3A%2F%2Fmainichi.jp%2Fshimen%2Fnews%2F20151022dde014040012000c.html

朝刊では「月刊 時論フォーラム」が目に入った。
グローバルヒストリーを論じる水野和夫氏の「VWとTPP 成長が社会の安定妨げる」は、「(経済)成長が、社会秩序の安定を妨げる時代になったのである」と、東芝の不正に沈黙しながら「アメリカと結んだ経済成長」路線にしがみつく安倍政権を批判する。
ゼロ金利で国内に優良な投資機会のない日独の対照的な行き方を論じ、「日独のゼロ金利は、これ以上「より速く、より遠くに」行って「蒐集」しなくても豊富な資本=生産力をもつ社会が到来していることを意味する。今後の社会秩序を安定させるのは、「よりゆっくり、より近くに、より寛容に」の原理に基づくシステムである。さもなければ、国家はますます国民と乖離する。大企業の不正事件容認は、国家自身による国民国家解体に至る。もはや、「資本国家」誕生の一歩手前まで来ているのである」と結ぶ。レーニンが似たようなことを言ってた気がするが、間違ってはいないだろう。

南京大虐殺否定論についての後者は、「ここは、戦前日本の悪行につき余計なあがきをしないことである。戦後の日本は変わり、そうした悪行には二度と手を染めないのだから、人数についてだけ留保し、あとは放っておく。あがけばあがくほど、今の日本が戦前を弁護し、戦後を見直すように映る。そうなれば、事実の撤回を求めるロシアと同じ過ちを犯すことになろう」。

遠藤乾氏の「歴史認識 余計なあがきは無用」など。
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ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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