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戦後70周年談話

首相によるこの談話が、主体として想定しているのは「日本国民」と欧米人、それにかろうじて中国人だけ。
東南アジアの人々は「もともと無関係な偶発的被害者」かつ「戦後の(上から目線での)援助の対象」という、どこまでも受け身の存在でしかない。

それは実際、保守派だけでない日本人多数派の「常識」であろう。
だがそれなら、「東南アジアになにかというと日本にかみつく政府や国民が存在しなくてよかったですね」といういつもの皮肉を、何万回でも繰り返さざるをえない。

たとえば今回の談話が言及しなかったベトナムのナショナリズムの強烈さ(現在は「反中」の方向に向いているが)と、ホー・チ・ミンの独立宣言に日本軍が引き起こした「200万餓死」が書き込まれている事実は、理解されているかな? 
ベトナム戦争中の日本はどんな役割を果たしたか覚えているかな? 
そのベトナムが現在親日だからといって、「集団的自衛権」でも何でもかんでも味方してくれるだろうと何も知らずに思い込むのは、安直というものではないかな?
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プロフィール

ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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