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ある事典項目

第3回抗元戦争(1287-88年)
大越(ベトナム)の陳朝が、元朝(モンゴル帝国)のクビライ(世祖)の出兵に抵抗した最後の戦い。鎮南王トゴンを総帥とする元軍は、今の広西と雲南からの地上軍、それに広東からの水軍が侵攻し、前2回の出兵と同様に大越の首都昇竜(タンロン)を占領した。ところが、水軍本隊の後ろから進んでいた補給部隊が、大越の貿易港として知られた雲屯(現在のハロン湾の近く)に入ったところ、元の水軍本隊に敗れたあと挽回の機会をうががっていた陳朝の水軍指揮官仁恵王陳慶餘に襲われて潰滅した。食糧を積んだ船隊が来ないことを知った元軍本隊(陸軍・水軍両方)は撤退を決めたが、途中のバックダン河(白藤江)で名将チャン・フンダオ(興道大王陳国峻)に襲われて大敗、元の侵攻は完全な失敗に終わった。

注 補給部隊:現在の日本政府が国会で「戦闘とは別の後方支援」と呼んでいる活動を行う部隊のこと。
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ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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