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観光都市京都の再生の道

下の記事をFBにも載せたところ、書き込みがたくさんあって、関心が強いことがわかった。

それに対する私のリプライをい載せておこう(一部加工)。

「京の七口」の内側は京都市民も含めマイカー禁止というのが、いちばんあるべき姿でしょうね。
「足腰弱ったジジババ孝行」のためにマイカーで京都観光に来る人々が多いという指摘がありましたが、ジジババ孝行がマイカーを使わないとできないという仕組みが間違っています。京都は親切な観光タクシーも少なくないですし、マイカーなしでできるようにするのが、行政や市民・専門家の智慧の出しどころでしょう。

ヨーロッピアンスタイルのLRTを四条通や河原町通り、東山通にそれぞれ1~2分おきに走らせ、軌道敷内は他車両通行禁止、自動車車線もせいぜい路線バス・タクシーと緊急車両だけ。必要な区間は路面電車だけで自動車はゼロにする。ヨーロッパやアメリカの都市で普通にやられている方法です。

なお、「マイカー禁止」と抱き合わせに、最低でも一定区域内で使い放題の安い一日乗車券(家族で共用すると得になるタイプがあるともっとよい)を発行し、さらには一般乗車券も一定区域内では乗り換えフリーにするなど、コスト面での誘導、それに駐車場やターミナルでの乗り換えの距離を短くしたり動線を便利にすること、そして便利で高性能な車両の頻繁運転、などの施策がセットで行われないと、マイカー利用を減らすことはできないというのが、欧米の常識です。それらに必要な財源としては、自動車関係課税が一般ですが、「それでもマイカーを使う(使わねばならない)」利用者から高速道路に準じて通行料を取るという方法もあります。

そんな総合的改革は無理だ、と思う人も多いでしょうが、明治以降の京都復興は、市電敷設などの交通政策に限らず、そのレベルの改革をやったおかげじゃないでしょうかね。

*畏友黒田景子さんは自分のスレッドで、以下の意見を出された。
>「観光地ってのは「自家用車でおしかける」ものという常識があるということになる。
 これって、郊外のSCに家族でいったり、ロードサイドの大型商業施設でごはんたべる感覚といっしょやよね。
 日本の『埼玉化』で郊外の拡幅道路とロードサイドショップを車で運転していって利用する、という状況が普通になってしまったから起こったこと。

そこで私が書き込んだのだが、
そこでマクドナルドとかスタバとかを有り難がる点まで見ると、「アメリカナイズ」なんですよね。本家アメリカでそういうのから脱出しようとする都市が増えていることも知らない、時代遅れの自己アメリカナイゼーション...

これも高度成長期が今に残した弊害のひとつということも言える。
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ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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