リー・クアンユー死去

リー・クアンユー死去。
「小さな領域を支配する超清潔で有能な中国人」の典型だった気がする。
ただし国民国家を作ろうにも作りようがない都市国家ではあった。かれを顧問に招聘しようとしたり、自国をシンガポールにように発展させようと夢想した東アジアの支配者やインテリは、国のサイズというものを考えるべきだった。
いずれにせよシンガポールは、「国民にはなりたくないが、世界の研究者やビジネスマンが集まって仕事をするにはすばらしい環境だ」という、シンガポール社会史の研究者James Warren先生の意見はまったく正しいのだろう。
NUS(シンガポール国立大)も、O阪大学(とくにT中キャンパス)とは月とスッポンで、あれだけの条件を用意されたら、そこで働く(学ぶ)人間は、アメリカ流のシビアな競争をさせられても文句は言えないだろうと感じる。

その点日本の大学じゃあ、競争しろって言われたって、「根性で突撃」ぐらいしかできないがね。
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ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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