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鉄カフェと大相撲

午前中の雨風にてっきり中止と思った今日の「鉄カフェ」は実施とのこと。
大丈夫かいなと思っているうちに、阪大豊中キャンパスはすっかり静かになってしまった。
これは行かねばならない。

このブログで以前にも書いたが、私は「九州大好き人間」である。本業のアジアとの交流の歴史ももちろんだが、鉄道も食べ物も楽しい。筑豊の運炭鉄道や西鉄路面電車の末路(→プロ野球西鉄ライオンズの滅亡)など悲しい話も多いが、JR九州や長崎電軌、熊本・鹿児島の交通局などそれぞれに頑張っている。今後たとえば、熊本で市電と熊本電鉄をつないでLRTを走らせることができたら、関連業界へのインパクトはすごく大きいと思う。

ついでに、大相撲秋場所が終盤。私は相撲について職場であまり話すことがなく、私の「秘密」をCSCDや21世紀懐徳堂にいろいろ教えてくれたK.M.さんなども、子供のころの私が野球に劣らず相撲に熱狂していたとは知らないだろうな。

もちろん私は「巨人・大鵬・卵焼き」は応援しない。といって「朝潮・阪神・社会党」ともいかない。
小学生のころ好きだった力士は大関豊山(2代前の時津風親方)である。学生相撲出身で大関まではあっという間に昇進したが、気が弱く相撲がおおざっぱだったため、恵まれた素質を生かし切れず、1度も優勝せずに引退した。大鵬・柏戸にはめったに勝てなかった。

この豊山は時津風部屋、つまり双葉山の弟子だった。そのころの時津風部屋は親方の声望のおかげだろう、大関北葉山とか青ノ里、豊国などツワモノが揃っていた(もっと前には横綱鏡里がいた)。柏戸の伊勢の海部屋や、両差し名人鶴ヶ嶺の井筒部屋も同じ一門に属した。

しかし双葉山の没後、一門の力は低下する。今でも相撲協会を構成する5つの一門(出羽の海一門、二所の関一門、立浪=伊勢ヶ浜連合、高砂一門、時津風一門)、のひとつという地位を守ってはいるが、5つのなかでのパワーはどう見ても最低である。柏戸の引退後、一門から横綱は出ていない。豊山の引退後、大関は霧島(井筒部屋。現陸奥親方)しか出ていない。幕内優勝すら、多賀竜(柏戸が親方時代の鏡山部屋。最高位関脇)と霧島が1回ずつしただけだ。一門でもっていた親方の「年寄株」も、二所ノ関など他の一門にいくつも渡ってしまった。

近年の相撲界は外国人力士と学生相撲出身力士が圧倒的に強いが、ハワイ出身力士をつぎつぎ連れてきたのは高砂一門、モンゴル出身力士は立浪一門(+高砂部屋)など、先鞭を付けたのは他の一門である。学生相撲では、豊山の縁で東京農大からは今でも力士が入るが、日大などその他の大学からは、二所の関、出羽の海など他の一門にしか行かない。相撲内容も、井筒部屋の両差しなど今でも続く伝統はあるが、全体に特徴がないというか工夫がない。寺尾(現綴山親方)のような人気力士は少なく、たいてい地味である。今場所、大関昇進を狙ってずっこけた鶴竜のように、勝負弱い力士がほとんどで、朝青龍のように「どんな手を使ってでも勝つ」という思想はない(八百長にはおおぜい関与したが)。力士をしごきで死なせた親方や、自分の部屋をおこしたが一人も関取を育てられずに間もなく引退という親方など、親方衆もひどい。

大阪の復興やパ・リーグの振興もたいへんなのだが、相撲でこういう部屋や一門をよみがえらせるにはどうしたらいいだろうか。私にも名案はない。


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プロフィール

ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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