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セデスとレー・タイン・コイのベトナム語訳

このごろベトナムでは、仏領期や南ベトナム政権下での出版物の翻刻、外国語の書物のベトナム語訳などが盛んにおこなわれている。
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今回の訪越では、ハノイ・チャンティエン通りのいつもの書店で、セデス(George Cœdès)の東南アジア史とレー・タイン・コイ(Lê Thành Khôi)のベトナム史の越訳を見つけて思わず購入した。

「インド化」という概念を使い、初めて東南アジア古代史の一体性を描いた書物として知られる前者は、フランスの東洋学の本山であるフランス極東学院(当時の本部はハノイ)の院長だったセデスが著した1944年の初版『極東のインド化された諸国』の訳で(ハノイで出版されているので、手に入りやすかったのだろう)、われわれが使っている64年版『インドシナとインドネシアのインド化された諸国』とは内容が一致しない部分がある。
ベトナムに行かれない、ベトナム語ができない、という時代の日本人研究者がまず読む通史だったのが、在仏ベトナム人学者として知られる著者によって1955年に刊行された後者で、今回は82年改訂版を底本にしているようだ。

フランス語よりはベトナム語を読む方が楽な私にとっても、フランス語からどんどん越訳してくれると有り難い。

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プロフィール

ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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