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日本と世界が出会うまち・堺2014

3日連続の講演の最終日はJR堺市駅前へ。

去年初めてやった中高生の研究発表セミナーである。今年は世界遺産がらみであれば堺の地元に関係ないテーマでもいいことにしたので、山口県からの出場校もあり、世界遺産の暫定リストに載っている萩の産業遺産について発表して、みごとに高校の部の最優秀賞に輝いた。

パワポを使った発表以外に、寸劇やクイズ形式もあり、また自分たちで博物館や現場を訪ねた様子を取り入れた発表もいくつかあったし、今後への提言を盛り込んだ発表も複数あり、歴史教育の成果や意義がよくアピールされていたと思う。
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審査委員長を私に代わって引き受けてくれた後藤敦史さん(大阪観光大)の、質疑や講評のさいの笑顔で、緊張していた生徒たちもリラックスできたのではないか。

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こういう路面電車(阪堺電軌)についての高校生(鉄子?)の発表などもあり、私が審査委員長をしていた去年だったら、絶対最優秀賞に推したのだがw(惜しくも優秀賞にとどまった)。

私の講演は堺・泉州のスポーツの興隆(野球、バレーボール、シンクロナイズドスイミングなど)とその背景にあった、アジア間貿易を背景とする大阪綿業などの経済発展の歴史、それに戦国時代堺の繁栄の背景にあった禅宗やカトリックのネットワークと先端技術の結合などを話した。後半で『市民のための世界史』の紹介と中高生の選ぶべき進路について話すはずだったが、前半でエピソードなど話しすぎて尻切れトンボになってしまった。昨日のシンポの各報告でも、高校教員は時間通りまとめたのに対し、大学教員が延々としゃべるケースが目立ったw。

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高校生の報告で小西行長にふれたものがあったが、堺の人物として千利休に劣らず重要な存在と扱ってもいいような気がしている。行長が豊臣秀吉を明と和睦させようとした努力と、その失敗が国内外にもたらした惨禍は、現代に教えられるべき重要な教訓だと思うからである。

今日の聴衆は数は多くなく、講演で取り上げた昔の大阪球場などを思い出させる感じでもあったが、出場校は大阪府以外に広がった点に意義があるし、聴衆でも昨日のシンポに来た先生がかなり参加してくれたので、来年はそれらの先生方の勤務校が出場して「全国区」のセミナーになってくれたらすばらしい。






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ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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