貿易イコール外交関係?

もたついていた「市民のための世界史III」のレポートの採点は夕方までかかってしまった。
1回生なので、内容・書式ともいろいろとんちんかんなレポートが出てくるのはある程度しかたないのだが、授業中に気をつけろと言ったのに、「外交関係」という日本語がわかっていない答案が多数あるのはがっかり。毎年恒例の日中関係を時代ごとに書かせる問題なのだが、それぞれの時期にまず外交関係の有無を書くように求めたところ、16世紀半ば~19世紀前半の時期について、「貿易をしていたから外交関係があった」と書いたレポートがつぎつぎ出てきたのだ。外交とは(基本的には)国家間の政治的関係を指すことがわかっていない。これは歴史教育以前の問題だ。日本と北朝鮮の間に国交はないが、貿易は行われてきたという事実など知らないんだろうな。
*このほか、朝貢・冊封がすべて貿易の手段であるかのような誤解、朝貢と冊封をごっちゃにした記述なども散見したが(高校教育現場に広がっているようだ)、これについては以前にも解説したので繰り返さない。

ほかの連絡などの雑用も片づけて大学を出たのは8時半ごろ。石橋商店街で急いで夕食ののち家に戻り、最後の荷造りをして家を出たのが9時40分。最終の関空快速で日根野のホテルにたどり着いたのは11時半頃。明朝のフライトは、先月WHAに参加する際に利用したのと同じ9時半の便だから、早起きすれば家からでも間に合うのだが、荷物が多いこともあり、前泊することにした次第。しかし日根野駅は、空港への分岐駅なのにエレベーターもエスカレーターもなあんにもなく、階段の上下がしんどかった。りんくうタウンか関空のホテルにするんだった。

成瀬善久がホークス戦で好投して勝利投手。しかし今朝のスポーツ紙には、「統一球は打つポイントが前にある打者には影響ないが、手元に引きつけて打つ打者は不利になっている」という解説があった。マリーンズの選手は金森コーチの指導で手元で打つから、今期の極端な貧打はその影響を受けているものか?
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ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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