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夏休みのお知らせ

7日。不定期におこなってきた基礎セミナーの最終回。
ベトナムの食に関する発表が2本。
1学期末にホームステイに行ってきた元気な高校生もおり、経験をまじえたいろいろな議論ができた。

大半の発表はインターネットで探した材料をもとにしているのだが、ネットには当然質のよしあしがある。
テーマの選び方によって、うまく使える場合とただの丸写しで終わってしまう場合がある。

ベトナムの場合、残念ながらネット(ベトナムで仕事をしている/ベトナムが大好き、などの日本人がやっているネット)の質はまだあまり高くない。たとえば料理・食に関する記事は山ほどあるが、ほとんどがホーチミン市やハノイなどの観光客向けの食べ物や、都市部の晴れの日の料理を紹介しているだけで、庶民の家庭料理や今でも人口の70%を占める農民の食べ物を無視したままで「これがベトナム料理」という議論をしてよいのか、といった発想はない。日本の食といってサシミ、スシ、テンプラや京料理だけ紹介するのと同じ、「フジヤマ、ゲイシャ」の世界から抜け出ていないのだ。今回も「ベトナム料理って、脂っこいものとかはないんですか」という学生の鋭い質問が出たが、別ナム人が所得が向上すると、中華風の炒め物など脂っこい料理もよく食べることはあまり知られていない。
次回こういう授業を担当する場合は、もう少し調べ方や問題点を指導してから発表させよう。

なお、以前のブログでこの授業について書いた際、アメリカのベトナム戦争映画のDVDも日本で買えなくなっていると書きましたが、あれは私の誤解で、まだまだ売っているそうです。

明日から23日まで、タンロン皇城遺跡研究班の仕事で中国の開封、洛陽、西安に調査に行きますので、このブログはしばらくお休みします。皆さんもどうぞよい夏休みを。


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プロフィール

ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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