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『市民のための世界史』における日本史の位置

これも散々声高に主張してきたが、この教科書では日本史の組み込みにつとめている。
土曜日の月例会に来て下さった成田龍一さんに指摘されて気づいたが、この教科書は近世以降になると、日本および東アジア(もしくは日中関係)から見た世界史といいう色彩が濃くなる。

さきほどの記事に書いたコラム群も、そこで重要な役割をもっている。
日本・アジア関係史だけでなく比較史や日本の独自性に関しても、多くは海域アジア史研究会で、あるいは同会をきっかけに学んだ成果である(グローバルヒストリー関係もまたしかり)。
複数の仕事や分野に手を出して、それがうまくひとつに結びつくというのは、私には大きな快感である。海域アジア史の仲間たちにも感謝したい。

ちなみに日本史の組み込みという点で、索引にもちょっと仕掛けというか、いたずらがしてある。

成田龍一さんがおっしゃっていたが、この本と逆に日本史中心でしかし世界での位置が全面的に書いてある教科書が、(たとえば外国人・留学生向けに?)日本史側から作れたら、両方セットで大きなパワーを発揮するだろう。
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ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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