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歴史教育研究会3月例会

歴教研3月例会のご案内。
中国の「回族」については誤解したまま教えている先生が多そう。
熊本の取り組みはいろんな面で注目に値する。

>各位
2014年3月10日

大阪大学歴史教育研究会の中村翼です。

第76回の例会について、下記の通りご案内申し上げます。
告知が遅くなり、直前のご連絡となってしまい、大変申し訳ありません。
また、今回はコメンテーターを依頼している長縄先生のご都合により、通常と異なり、14時開始となっておりますので、ご注意下さい。


第76回大阪大学歴史教育研究会

日時:日時:2014年3月15日(土)14:00~
場所:大阪大学豊中キャンパス文学部本館2階 大会議室


題目:「マイノリティから見た世界史――近代中国ムスリムのアイデンティティ探求」
報告:山﨑典子氏(東京大学大学院総合文化研究科博士課程/日本学術振興会特別研究員)
コメント:長縄宣博氏(北海道大学スラブ研究センター 准教授)

(要旨)
 現在中華人民共和国において回族と呼ばれている人々は、7世紀中葉以降中国にやってきた外来ムスリムと所謂漢人の通婚によって歴史的に形成された人間集団の末裔と言われている。漢語を日常的に話すようになり、容貌も漢人に相似している彼らを歴代政権はしばしば漢人の「宗教集団」と見なし、彼らの一部もそのように主張していたが、次第に「民族」意識に目覚め、中国共産党によって1930年代末に単一の「民族」に認定されたという。
 このように、「宗教集団」と「民族」アイデンティティのはざまで揺れ動いてきた漢語を話すムスリムの事例は、中国のイスラームや民族問題のみならず、世界各地のマイノリティに関するさまざまな問題を考えるうえでも示唆に富むと思われる。本報告では、「民族」minzuという概念が中国で受容された清末民初の時期を中心として、漢語を話すムスリムのアイデンティティ探求の諸相を検討することを通じて、マイノリティから見た世界史について考えたい。具体的には、19世紀後半から20世紀前半、漢語を話すムスリムによる「民族」言説、辛亥革命や日中戦争への対応のほかに、教育、衣食、民間伝承、マッカ巡礼、新疆のテュルク系ムスリムとの関係などといったトピックを取り上げる予定である。




題目:歴史教育実践報告「像を結ぶ世界史の授業の試み」
報告:牛嶋秀政氏(熊本県立済々黌高等学校 教諭)

(要旨)
 歴史の消費者として、われわれ歴史教育者は、どんな歴史を次の世代に語って行くべきでしょうか?その際、われわれはどこまで歴史を「アレンジ」したり、「トリミング」したり、「デフォルメ」したりすることが許されるのでしょう。
 発達段階や授業時間の制約の中で取り組んだ授業や課外授業を叩き台にして、受験と歴史教育の問題点や、改善すべき考え方や手法を協議できればと思います。


※出張依頼書の必要な方は、その旨ご連絡下さい。
その際、公文書の宛名と送付先もお教えいただければ幸いです。

※なお、今回は年度末の研究費執行の都合上、旅費の支給はご遠慮頂いております。何卒、ご了承下さい。

それでは、研究会にて皆様とお会いできることを楽しみにしております。
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プロフィール

ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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