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ベトナムの原発着工延期

たくさんの新聞やネットが、ベトナムの原発着工延期のニュースを取り上げている。
手放しで喜ぶには早いだろうが、ちょっとわくわくするではないか。
名護や東京にも拡散されているだろう。
http://www.asahi.com/articles/ASG1J6TKJG1JUHBI022.html
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2014-01-18/2014011807_01_1.html
http://www.viet-jo.com/news/economy/140117121508.html
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20140116-00000109-jijnb_st-nb&ref=rank
http://inagist.com/all/424289800024096768/
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4608725.html

安倍首相には残念だが、首相在任中の着工はなくなったのだろう。
それどころか、一番下のHPで書かれているように、これは現在の日本からの輸出計画の事実上のキャンセルを意味するだけでなく、トルコに波及するかもしれないとすると、その影響はとても大きそうだ。ちなみに、原発構想をもつ他のASEAN諸国の決定を見守っている(=ベトナムで建設できなかったら他もあきらめる)と、昨年6月の東南アジア史学会シンポで教わった。

ベトナムはいまだに一党制の国だが、実は日本に似て、全体を考えるのが苦手な群小勢力が横並びで足を引っ張り合い、「決められない政治」に陥ることもよくある。が、そういう社会で成立する「先送りの智慧」は悪いことばかりではない。原発の「永久先送り」ができて、他の国々にも影響を与えたら、もしかするとベトナムが世界史を変えるのかもしれない。

1960年代後半、ベトナムはたしかに世界史を変えた。日本が惨敗したアメリカを、ベトナムがぎゃふんと言わせた。
日本とどこが違うのか、今回の決定にもそれが示されているかもしれない。それに比べて、「日米同盟を維持しつつ戦後レジームを脱却しようとする」などという難しいことをやろうとする政権にしては、日本政府の考えはあまりに単純・幼稚だ。
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ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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