「文学部共通概説」の効果

今日はセンター入試前日で授業がないのを利用して、東洋史専修の新入生(少し前に専修が決まり、4月から2回生として専修に入ってくる学生)相手の予備ガイダンス。7名のうち5名が出席。
うち「入学時点で東洋史のつもりはなかったが、桃木先生の4月の『文学部共通概説』で洗脳されて東洋史に決めた」という学生が2名。東洋史がゼロだ2名だという他の旧帝大の状況とくらべれば一定の成果だが、しかし全体の数は東洋史7名に対し日本史と西洋史がどちらも16名と、東洋史が少数である構図は変わらない。

※「文学部共通概説」は、文学部新入生が学部全体の特色を知りつつ専修選びの参考にすることを目的として1年の1学期におこなわれる、1教員1回ずつのオムニバス講義(週3コマあり、全部聞けば教授・准教授のうち3/5ぐらいの話を聞くことができる。単位はうち2人についてレポ-トを提出することでもらえる)である。私は毎年出演させてもらい、自分のベトナム史などの研究の紹介は簡単にとどめて、「阪大史学の挑戦」や阪大東洋史の研究・教育上の特色とそれが人材育成面で生んできた成果について、それが大きな現代的・社会的意味をもつという観点から説明(アジ演説)をしている。来年度はもっとおおぜいを「洗脳」できるようにしなければ。それにはベトナム史や海域アジア史の話のほうを改善して、「桃木先生にベトナム史を習いたくて」東洋史に決めた、という学生が出てくるようにすることも必要か。
(この講義のレジュメとパワポのファイルをご希望の方はメールでご連絡ください)。
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ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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