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ベトナムの朝食

ベトナムではこのごろ、スーパーでインスタント麺をたくさん売っている。いちばん目立つのはやはり、日本でもこのごろは有名になった米の麺、フォーである。
左は珍しいメコンデルタのサデックで作られたもの。右はホーチミン市製。
P1020135.jpg

ただし、ベトナムの麺類といえばフォーとか、朝食といえば必ずフォーというのは、日本人が毎日刺身や寿司を食べているというのと同じ、外国人の初歩的誤解である。私の性格からいえば、日本の「ベトナム好き」の多くがこの域にとどまっているのは、日本人のベトナム理解の底の浅さ、日本人が本当にベトナムを理解しようなんて思っていないことの象徴である。もっともベトナム側でも、以前は「日本人は生の魚ばかり食べている」、このごろは「日本人はいつも神戸牛を食べている」といった誤解は珍しくないから、底の浅さはお互い様だが。

そこで、大部分はフェイスブックにも掲載したのだが、暮れの旅行中の朝食を紹介しよう。
25日のトゥエンクアン市では定石通りフォーを食べた。鶏肉入りのフォーガーである。
P1010886.jpg

翌朝のヴィンロック町ではなんと、ハノイ名物のブンチャーを食べた。乾かさない生ビーフン(ブン)を、あぶり肉や肉のつくねを入れたつけ麺で食べるもの。通常は常温のつけ汁を用いるが、ここでは熱い汁だった。
P1010906熱いつけ汁のブンチャー

27日のハーザン市では、ブンボーフエの看板に引かれて食べてみる。
P1010932しかし細いブンに具も違う
しかしフエ式の太めのブンではないし、本来のスペアリブは入っていなかった。残念。

28日はハーザン省北端のドンヴァン町。ここでは元の華人街と思われるフォーコー(古い町)で、ベトナム式クレープ(バインクオン)を熱いスープに入れて食べるバインクオン・ノンと、ついでにソイ(おこわ)も注文して、みんなで分け合って食べた。
P1010965.jpg P1010967ソイも頼む
バインクオンも通常は常温のつけ汁で食べるが、2010年冬のカオバン市で見たのと同じく、熱いスープ入りのワンタンスープみたいな感じで出てきた。冬が寒い山地の知恵か。おこわのトッピングはズオック(豚肉のでんぶ)とニンニクをちりちりに揚げたもの。

29日はバククアン町でソイとバインミー(フランスパン式のパン)の店。おこわに卵焼きをのせるというのが珍しく、少しもらって食べたがおいしかった。私は定番のパテをはさんだバインミーを注文したのだが、これも温かいバインミーにパテと熱々の卵焼きがはさまっていて、今まで食べたことのないおいしさに感動した。
P1010982朝食のソイ+バインミー屋 P1010983卵焼きののったソイ P1010984こちらもパテと卵焼きが両方は行っている

30日はラオカイ市でブンジエウ・クア。カニをすりつぶしたチャウダーの入った汁ビーフンである。宴会などのごちそうとしてもポピュラーなものだ。たしかバインダー(ひもかわ状の乾麺)を注文したメンバーもいた。
P1020019朝食のブンジエウクア

同じラオカイの大晦日はふたたびソイ。この店ではガックという木の実で赤くしたソイ(結婚式などでも作る)にパテの肉を散らしたものが出た。
P1020044今朝のガックで赤くしたソイ

元日はハノイへ戻る途中の街道の店でガーン(合鴨?)の入ったミエン(春雨)を食べた。
P1020074朝食のミエンガン

そういえば今回はバインバオ(中華風の豚まん)を食べる機会がなかった。
こういう風に、ベトナムの朝食や麺類、点心は、きわめて多彩である。
現地ではもちろん、日本のベトナム料理屋でももっと色々なものを食べられるようになってほしい。





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プロフィール

ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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