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テンペスト

昨夜のマリーンズは3年目の上野が初完封勝利。2年目の大谷、新人の小林と、このところ若手投手が活躍している。昨年に続く主力の故障続きでどうなることかと思っていたが、今後が楽しみだ。

今朝のクラシカ・ジャパンはベートーベンのピアノ協奏曲第3番(バレンボイム独奏・指揮)。中高生のころ大好きだった曲だ。

昨夜、高3の娘(TVをほとんど見ない方)が珍しく一生懸命見ていたNHKBSの「テンペスト」第1回を、仕事をしながら横で見ていた。琉球王国末期に女性が宦官になりすまして王府で活躍する、という設定は面白いが、気になったのは、国王をはじめとして男性がおおむね彼女に好意的で、開明派の彼女の意見を理解しない保守派もさらっと描かれるのに対し、聞得大君など女性のいじめ、抵抗が執拗に強調されること。かりに「宗教界や後宮の保守性」が事実だったとしても、そこばかり強調するのはけっきょく「女の敵は女」「女は愚かで国事の大局的判断はできない」「だから女に政治をさせてはいけない」などのステレオタイプの見方(淀君、西太后などなど小説やドラマでもおなじみの)を刷り込むことになるだろう。「テンペスト」では「女が政治」を主人公が突破したのだが、それは「男になりすまして」「男に認められた」からである。決定権は男が持っており、そこに参加できる女は特殊な例外にすぎない。このドラマは一見女性を応援しているようだが、実はそうではない(原作者はやはり男性)。

私はごく浅くかじっただけだが、こういうことは、現代のジェンダー学が扱う基本的な問題のひとつだろう。
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ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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