海域アジア史研究会例会のご案内

これを忘れていた。

以下の通り、海域アジア史研究1月例会のご案内をいたします。
 2017年1月22日(日)開催の1月例会は、「近世史フォーラム」と共催して、以下のように開催いたします。
 通常とは開催日時・会場が異なりますので、ご注意下さい。

【海域アジア史研究会1月例会】
☆共催:近世史フォーラム
◇日時:2017年1月22日(日)13:00~17:00
◇会場:大阪市中央公会堂 第2会議室
    http://osaka-chuokokaido.jp/map/
◇報告
1: 山内晋次氏
「14~16世紀の東アジア海域における「硫黄の道」」(仮)
 〈参考文献〉
  山内晋次『日宋貿易と「硫黄の道」』(山川出版社、2009年)
      「東アジア海域論」(『岩波講座日本歴史』20、岩波書店、2014年)
  小葉田淳「中世における硫黄の外国貿易と産出」(『金銀貿易史の研究』法政大学出版局、1976年)
  太田弘毅『倭寇―商業・軍事史的研究』(春風社、2002年)
  伊藤幸司「硫黄使節考―日明貿易と硫黄―」(西山美香編『アジア遊学132 東アジアを結ぶモノ・場』勉誠出版、2010年)
  鹿毛敏夫『アジアのなかの戦国大名 西国の群雄と経営戦略』(吉川弘文館、2015年)

2: 青柳正俊氏
「明治前期・新潟における外国人借地問題」

 〈参考文献〉
  青柳正俊「開港新潟での外国人居住行政についての考察」(『新潟県立歴史博物館研究紀要』16、2015年)
      「井上条約改正交渉期における新潟での外国人借地問題」(『新潟県立歴史博物館研究紀要』17、2016年)
      「雑居地新潟に関する一考察―「外国人の居留地外居住問題」をめぐる展開―」(『東北アジア研究』21、2016年)
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阪大歴教研の1月例会

これを忘れるところだった。「絶対主義」や「南インド」のイメージが変わること請け合い。

新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
大阪大学歴史教育研究会第102回例会につきまして、以下の通りご案内申し上げます。

日時:2017年1月21日(土)13:30~17:30

会場:大阪大学豊中キャンパス文学研究科本館2階大会議室

プログラム:
【1】古谷大輔(大阪大学大学院言語文化研究科准教授)
「世界史における「礫岩のような政体」論の視座〜中世史と近代史のミッシングリンクを求めて」
【報告要旨】
近世ヨーロッパの政治秩序は、主権が行使される一定の領域を前提に集約的な国家経営の実現を論ずる近代国家論の前史として語られてきました。これに対し、中世以来のヨーロッパの政治社会が育んだ規範を前提に、多様な来歴をもった複数の地方政体を「礫」に準えつつ、その時々の情況に応じた戦略によって、普遍君主の下に「礫岩」のように連なった政治秩序を論ずる議論が「礫岩のような政体」論です。近代主義的な国家観を前倒しせず、「王と政治共同体の支配」といった多元的な権利意識の存在を前提とした場合、中世の封建的な政治秩序と国民国家のような近代の政治秩序はどう結びつけられるでしょうか。また近世ヨーロッパの政治秩序に見られた「礫岩」性を踏まえた場合、ヨーロッパとアジアの関係史はどう刷新される可能性があるでしょうか。この報告では国内外の研究者と共に進められている研究成果を紹介しながら、世界史における「礫岩のような政体」論の位置づけを皆さんと共に考えたいと思います。

【2】三田昌彦(名古屋大学文学研究科助教)
「近年の南アジア前近代史研究と高校世界史教科書」
【報告要旨】
南アジア前近代史に関する近年の世界史教科書の記述は、今世紀に入って大きく変わってきている。現在のほぼすべての教科書で見られるドラヴィダ文化=南インド史の独自性の重視(南アジア(「インド」)の一体性への疑問)、インド洋交易史の充実などはその典型である。しかし、なお教科書記述には盛り込まれていない近年の南アジア前近代史研究の成果も数多い。それらの動向を紹介し、それによって将来的にあるべき「世界史の中の南アジア史叙述」を考えるきっかけにしたい。紹介予定の新動向としては、①南アジアとアフロ=ユーラシア世界との関係、②前近代南アジア世界の曖昧な宗教アイデンティティとイスラーム国家、③多言語・多文化世界の帝国システム(言語文化・文学史研究の成果)。また南アジア史叙述を考える際の根本問題として、現行の帝国中心の世界史教科書では叙述困難な南アジア史の特質(地域国家・地域文化の歴史)についても考えてみたい。

それでは研究会にて皆様とお会いできますことを楽しみにしております。

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大阪大学歴史教育研究会事務局 高木純一
E-mail: rekikyoken(a)gmail.com
HP: https://sites.google.com/site/ourekikyo/

The 1st Seminar on Gender Issues in Academia (CSEAS Colloquium for January 2017)

京都大学東南アジア地域研究研究所では、毎月コロキアムを開催しておりますが、1月は男女共同参画推進委員会の第1回セミナーとして下記の通り開催いたします。

事前登録などは必要ありませんので、お近くにお越しの際には是非ご参加ください。
なお、お子様連れでの参加をご希望の方は事前にご相談頂けましたら幸いです(shitara(a)cseas.kyoto-u.ac.jp)。


・・・・・・・・・・・・・・
The 1st Seminar on Gender Issues in Academia organized by the Gender Equality Committee of CSEAS, Kyoto University


DATE AND TIME: January 26 (Thur), 2016, 16:00-17:30
(CSEAS Colloquium for January 2017)

VENUE: Large Meeting Room, the 3rd floor, Inamori Foundation Memorial
Building, CSEAS
http://www.cseas.kyoto-u.ac.jp/access/

TITLE: Always Mainstreaming but never Mainstream: Feminists in Academia

SPEAKER: Dr. Sylvia Estrada-Claudio

COMMENTATOR: Dr. Hidefumi Hitokoto (Kokoro Research Center, Kyoto
University)

ABSTRACT:
The talk will cover my own experiences in trying to bring gender
perspectives to one academic institution: the University of the
Philippines. This will be my insights into my roles as professor of
the Department of Women and Development Studies, and former Director
of the UP Center for Gender and Women's Studies.

This involves different arenas of advocacy €”in the area of academic
teaching and scholarship, in the area of policy development and
implementation.

Finally, the paper will look at the engagement of women's studies
professors with the women's movement and how this enriches scholarship.

SPEAKER:
Dr. Sylvia Estrada-Claudio is a doctor of medicine who also holds a
PhD in Psychology. She is currently the Chairperson of the Department
of Women and Development Studies, College of Social Work and Community
Development, University of the Philippines. She was formerly Director
of the University of the Philippines Center for Women's Studies.

She is author 2 books, Rape Love and Sexuality: The Construction of
Woman in Discourse (UP Press, 2002) and €œAnd Then She Laughed:
Experiences in Counseling Women (Anvil Press, 2015). She is also a
regular columnist for Rappler, the Philippines€™ leading social and
news network.

Like most Filipinas, she is known to friends by a nickname, Guy.

Guy considers herself an activist and academic because she has spent
most of her life working in social movements. She is proudest of being
co-founder, and now Chair of the Board of Directors of Likhaan, an
organization working with grassroots women on issues of reproductive
and sexual health and rights.

Moderator: Narumi Shitara (CSEAS)

If you would like to attend this seminar with children, please contact
us in advance.
(shitara@cseas.kyoto-u.ac.jp)

This seminar is supported by the Future Development Funding Program of
Kyoto University Research Coordination Alliance and MEXT Research
Program Promoting the Study of Sustainable Humanoshpere in Southeast Asia.

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Editorial Office
Center for Southeast Asian Studies,
Kyoto University
46 Shimoadachi-cho Yoshida, Sakyoku
Kyoto 606-8501, Japan
TEL +81-75-753-7344
FAX +81-75-753-7356
http://kyoto-seas.org/
http://www.cseas.kyoto-u.ac.jp/edit/
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1月の関西例会

■1月の例会
1月の例会はキリスト教特集として下記の要領で開催します。ふるってご参加くださ
い。
●日時: 2016年1月21日(土)14:00~18:00
●場所: 京都大学稲盛財団記念館2階セミナー室(213)
http://www.cseas.kyoto-u.ac.jp/access/
●プログラム:
報告1 古沢ゆりあ(総合研究大学院大学文化科学研究科 博士課程)
「フィリピンの聖母崇敬と聖画像の現地化:西ネグロス州シライ市の「バランガイ
の聖母」を中心に」
報告2 田崎郁子(大谷大学真宗総合研究所東京分室 PD研究員)
「プロテスタント・キリスト教の宣教活動と男女の役割分業の再編:タイ山地カレ
ン民族を事例として」
コメント 片岡樹(京都大学京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
●報告要旨:
・古沢ゆりあ「フィリピンの聖母崇敬と聖画像の現地化:西ネグロス州シラ
イ市の「バランガイの聖母」を中心に」
本発表は、アジアにおける西洋キリスト教図像の受容・変容と、視覚イメージにお
ける民族アイデンティティ表象の観点から、フィリピン近現代美術に見られる「民
族衣装をまとった聖母」像について論じるものである。20世紀以降アジア各地にお
いて同時多発的に創出された、民族衣装をまとい現地の女性の容貌をした聖母の絵
画や彫刻のフィリピンにおける事例に焦点を当て、その成立の背景と受容のあり方
を明らかにする。発表では、まずフィリピンにおける聖母崇敬のあり様と聖画像の
役割について概観してから、「バランガイの聖母」についてとりあげる。これは
1950年代にネグロス島シライ市で信仰刷新運動の守護聖人として誕生した聖母の聖
画である。現地の衣装をまとった女性として描かれた聖母が、民族アイデンティティ
という近代国家的な言説との結びつきを超えて、ローカルな民衆的信心の文脈で受
容される様子を、宗教実践における信徒の人々と聖画像との関わりや奇跡譚を通し
てとらえてみたい。

・田崎郁子「プロテスタント・キリスト教の宣教活動と男女の役割分業の再編:タ
イ山地カレン民族を事例として」
本発表では、タイ国北部山地に居住するプロテスタント・キリスト教徒カレン民族
の事例から、白人宣教師らによる宣教活動がローカル社会の男女の役割分業に与え
た影響を考察する。それによって、従来民族のアイデンティティや改宗の動機、神
格・教義の解釈など形而上学的な議論の多くなされてきた東南アジア大陸部山地の
キリスト教徒の日常生活の再編や、キリスト教のもたらした世俗的な部分の変容を
描き出したい。発表では特に女性に着目し、1)宣教活動の中で女性の役割や労働が
どのように捉えられてきたのか、2)その影響下でローカルな男女の役割分業がどう
再編してきたのか、をフィールドワークと宣教師の資料の分析から明らかにする。
そして、生産労働と再生産労働、ジェンダー関係の再構築を通して、従来伝統的な
儀礼実践によって自己を家族や村社会の中に位置づけると論じられてきたカレンの
人々が、キリスト教受容に伴い労働と教会活動によって自己を位置づけるようになっ
た様子を提示する。

よろしくお願いいたします。

東南アジア学会
関西地区担当 西芳実
ynishi(a)cias.kyoto-u.ac.jp

2月のゾミア研究会

皆様

明けましておめでとうございます。

早速ですが、第21回ゾミア研究会の開催をお知らせいたします。
今回は、ベトナム特集です。
どなたでも自由に参加できるオープンな研究会です。事前登録などの手続きは必要ありません。
ぜひお気軽にご参加ください。

日時:2017年2月3日(金)13:00~18:00(12:30開場)
場所:京都大学東南アジア研究所 稲盛財団記念館2階 東南亭(201)
使用言語:日本語

*【プログラム】*

イントロダクション 13:00-13:05
第1部 13:05-14:35
*「十八世紀のベトナム黎鄭政権と諒山地域**―藩臣集団の祖先移住伝承に関する分析を中心に―」*
吉川和希(大阪大学文学研究科博士後期課程)

第2部 14:45-16:15
*「20**世紀以降の中越国境-ベトナム東北山間部ランソン省のタイー・ヌンと中国―」*
伊藤正子(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)

第3部 16:25-17:55
*「ベトナム、ターイの始祖による盆地開拓の伝承」*

樫永真佐夫(国立民族学博物館、総合研究大学院大学)


(各発表の発表時間は45分、質疑応答は45分)

【要旨】

*吉川和希「十八世紀のベトナム黎鄭政権と諒山地域**―藩臣集団の祖先移住伝承に関する分析を中心に―」*


18世紀は北部ベトナムにとって「危機の時代」であった。17世紀末以降多くの農民が流亡化したことにより、
1740年代には北部ベトナム全域が動乱に巻き込まれた。また18世紀は東南アジアの「華人の世紀」に当たり、
北部ベトナムでも大量の華人が山岳地帯に流入して鉱山開発が進められたが、同時に限られた資源をめぐって激しい競争が展開されていたと思われる。
ただしかかる時代における各地域の実情を多面的に描き出す作業は近年ようやく緒についたばかりであり、山岳地帯の在地首長たちの対応についても、
史料の制約もありこれまで殆ど考察されたことはなかった。そこで本発表では、山岳地帯の中でも諒山地域(
現在のランソン省)に焦点を当てて在地首長の動向を考察する。

諒山地域は居住民の大半が非キン族であり、当該期には藩臣とよばれる首長を通してベトナム王朝による間接統
治がおこなわれていた。諒山地域を含むベトナム東北(越北)地域は、同じ山岳地帯の西北地域などと比べれば、
歴史的にベトナム王朝との結びつきが強かったとされる。そしてその証拠の一つに諒山地域の藩臣集団が、
自身の始祖はキン族で15世紀初頭の黎朝創建に貢献したという伝承を持ち、「キン族起源」を権威確立の源泉としていることが指摘されている。
しかし従前の研究では史料の制約もあり、かかる伝承がいかなる歴史的背景のもとで創作され、またいかに利用されてきたのかという問題は十分に議論されてこな
かった。本発表では現地などで収集した家譜や公文書の写しなどを使用して祖先移住伝承に関するこれらの問題に取り組むことで、
諒山地域の在地首長が18世紀の「危機の時代」に如何に対応しようとしたのかを考察したい。


*伊藤正子**「20**世紀以降の中越国境-ベトナム東北山間部ランソン省のタイー・ヌンと中国―」*

20世紀初頭から現在まで、ランソン省タンラン村のタイー、ヌンが、国境を越えた中国側に居住する同系民族の壮との関係をどのように
変容させてきたのかについて明らかにする。中越両政治権力(植民地時代を含めて)間の関係が、国境を挟んだ人々の関係に大きな影響を及ぼすと同時に、
地元の人々の必要に迫られた様々な国境を超えた動きが、政治権力間関係のあり方に影響を与えたこともあった。また、
国家関係を無視したり政策をすり抜けたりする地元の動きは現在も続いている。主として拙著『エスニシティ<創生>
と国民国家ベトナム-中越国境地域タイー族・ヌン族の近代』(2003年、三元社)に基づくが、21世紀に入って、サトウキビ収穫時期に見られるようになった、
ベトナムから広西壮族自治区への大規模出稼ぎ(密出入国)についても紹介する。


*樫永真佐夫「ベトナム、ターイの始祖による盆地開拓の伝承」*


1945年までマイチャウを統治していたターイ(白タイ)首領ハ・コン一族が継承してきた、始祖らによるマイチャウの盆地への入植と開拓の伝承を取り扱う。
その伝承のなかで、地勢ごとに住み分けている民族館の関係がどのように描かれているのかを、ソンラーを中心とするターイ(黒タイ)首領ロ・
カム一族らの始祖ラン・チュオンによる移住開拓伝承とも比較し、明らかにする。


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ゾミア研究会世話人(藤田幸一、堀江未央、下條尚志)

ゾミア研究会の国際ワークショップ

こちらが先です。

京都大学東南アジア研究所より、国際ワークショップのお知らせです。
ゾミア研究会の主催により、”Historical Development of the Plains and Hills Bordering Southwest China and Southeast Asia”というテーマで2日間に渡るワークショップを行ないます。
皆さまどうぞふるってご参加ください。どなたでも自由にご出席いただけます。

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Date: January 13, 2017 (Friday) 13;30-18:00
January 14, 2017 (Saturday) 9:00-14:30
Venue: The middle size meeting room at 3rd floor in the Inamori Foundation
Building,Center for Southeast Asian Studies (CSEAS), Kyoto University


**【PROGRAM】**
**―January 13―**

13:30-13:35
Introduction

13:35-14:35
*“The Mining Industry, Caravan Transportation and Ethnic Mobilization" *by Dr. Jianxiong Ma (The Hong Kong University of Science and Technology)

14:35-15:30
Discussion
Discussant: Dr. Fusaji Takeuchi (Gakushuin University)


15:50-16:50
* “Mongol-Yuan and Tai Polity-building in Northern Mainland Southeast Asia:
the Chinese Pacification Commissioner of the Lan Na Polity, and the Rise of Mäng Maaw c. 1260 to c. 1350” *by Dr. Christian Daniels (The Hong Kong University of Science and Technology)

16:50-18:00
Discussion
Discussant: Dr. Kenichiro Hayashi (Nagoya University)

18:30-
Reception
Venue: Japanese Restaurant "*Manzara* *Main Shop*(まんざら本店)" (MAP
)
Course: January Dinner Party Couse(1月の宴会プラン), including
all-you-can-drink(飲み放題付)
(http://www.manzara.co.jp/honten/course.html)


*―*January 14―**

9:00-9:05
Introduction

9:05-9:45
*“Tracking Routes to Heaven: Diaspora and Re-imagined Ethnicity of Tai Dam” *by Dr. Masashi Okada (Osaka University)

9:45-10:25 Open Discussion


10:40-11:20
*“Moving South, Moving North: The Gendered Cross-border Migration and its Impact on Ethnicity among the Lahu in China-Myanmar Border” *by Dr. Mio Horie (Nagoya University)

11:20-12:00 Open Discussion

12:00-13:00 Lunch Time


13:00-13:40
*“Governing Cross-border Marriage: the Chinese Local Government, Ethnic Minorities and Foreign Brides in Yunnan-Myanmar Border”* by Dr. Haimei Shen (Yunnan Minzu University)

13:40-14:30 Open Discussion



**【ABSTRACTS】**

*Dr. Jianxiong Ma (The Hong Kong University of Science and Technology)* *“The Mining Industry, Caravan Transportation and Ethnic Mobilization in **southwest China from the 17th to 19th Century”*

This talk will review the history of silver and copper mines on the borderland between Yunnan and Burma, in particular the social organization of miners in remote mountainous areas. Two types of ethnic mobilization among the Hui and the Lahu will be examined. These two ethnic minorities were mobilized through different channels to politically resist the Qing government in interior counties and exterior chieftains. This was due to the political influence of unemployed miners, which arose from the decline of borderland silver mines in the early 19th century and local governments’
subsequent failure to manage social mobility as miners shifted their work to agriculture or business. The talk aims to study how cooperative transportation system networks became interwoven by different social actors in cities and mines, especially caravan muleteers whose mobility in metal transportation and commercial circulations was bound to the development of the mining industry and ethnic politics in southwest China. Different social sections cooperated through mediators such as the caravan muleteers, silver miners and exiled monks. In general, this talk will explain the historical reconstruction of borderland society in southwest China, showing how ethnic mobilization was a social consequence of economic and political transformation resulting from the extension of state governance in mountain areas from the Ming to the Qing.


*Dr. Christian Daniels (The Hong Kong University of Science and Technology)* *“Mongol-Yuan and Tai Polity-building in Northern Mainland Southeast Asia
: **the Chinese Pacification Commissioner of the Lan Na Polity,and the Rise of **Mäng Maaw c. 1260 to c. 1350”*

Yunnan lies at the intersection between Southwest China and Southeast Asia.
In this talk, I will examine Mongol-Yuan influence on the emergence of proto-Tai/Tai polities after c. 1260. I argue that as a successor state to the Dali Kingdom, the Mongol-Yuan gained possession of former Dali kingdom territories (spheres of influence) in mainland South East Asia by restoring the authority of the fallen Duan royal family, and relied on aid from descendants of the Duan royal family to govern indigenous polities there. I probe Mongol-Yuan administration inside Tai polities through the case of a Han Chinese man named Kang Min who served as their official in Lan Na, who is recorded in a stele recently discovered at Dali, Yunnan. Based on Chinese and Tai sources, I show that the large political Tai confederation of Mäng2 Maaw2 (Moeng Mao, Ch. Luchuan 麓川) arose c. 1335-1350s in the context of the expulsion of Mian power from the Upper Ayeyarwaddy during the 1280s, and the withdrawal of Mongol-Yuan troops in 1303. Rather than notions of “patronage” and “client states”, I emphasize the centrality of the Tai as agents in navigating their own polity building projects.


*Dr. Masashi Okada (Osaka University)*
*“Tracking Routes to Heaven: Diaspora and Re-imagined Ethnicity of Tai *
*Dam”*

Ethnic identity has been a challenging topic for academic research about the peoples in the Southeast Asian Massif. For example, Frank Proschan criticized Anderson’s discussion about ethnicity as “appendency theory” by demonstrating Khmu people’s transnational and pluralistic identity which shared through their oral tradition and practice to the present. In the 21th century, we should also consider how the global access to the Internet affect the ethnic identities of the people in the mountains.
Tai Dam or Black Tai people have dominated the upland mountain valleys of northwestern Vietnam. In the present, their dwelling areas disperse more widely as Laos, Thailand and even the Western countries due to the Indochina Wars. In addition, Thai Song Dam or Lao Song are peoples occupying main areas in central Thailand. Their ancestors are believed to be Tai Dam families who have forcibly relocated to the present settlement from Muang Thaeng (a historical toponym for Dien Bien Phu), their homeland in the 18th and 19th centuries. In this presentation, I will show how national / international factors (e.g., Thai government policy and Indochina Wars) and cross-border / global factors (e.g., increasing people’s flow and expanding cyberspace) have influenced the way to imagine ethnic identity in the diasporic Tai Dam communities. It might be seen in various spheres as their memory of migration, funeral ritual and so on. At the same time, this research will also lead to illustrate the role of some kinds of media (including SNS in the present) and its change.


*Dr. Mio Horie (Nagoya University)*
*“Moving South, Moving North: The Gendered Cross-border Migration and **its Impact on Ethnicity among the Lahu in China-Myanmar Border”*

Southwestern Yunnan is one of the most marginal areas in China.
Historically, many ethnic groups, Han migrants and Local chieftains there had been in complicated power balances with the State, and it has made the complex flow of population across the border. The Lahu, one of ethnic groups lived there had the history of southward migration because of such complex politics. But since the beginning of Open Door Policy, the economic growth of China brought big change into the life of them. The border control is stricter than before, and the economic attractiveness of coastal China pulled many laborers. The Lahu people in Yunnan said that they had chosen to move south when they faced poverty in the past, but now they move north to earn money. This wave of “moving north” is not only labor migration but also contains heavy marriage migration to the northern Han areas, and it brought a shortage of marriageable women in Yunnan’s Lahu since the late 2000s.
In this presentation, I will discuss the gendered cross-border migration through the concept of local space formation, such as “northern land” and “southern land”, and show how their change of the migrate direction since late 1980s affect and are affected by their sense of ethnicity.


*Dr. Haimei Shen (Yunnan Minzu Univeristy)* *“Governing Cross-border Marriage: the Chinese Local Government, Ethnic **Minorities and Foreign Brides in Yunnan-Myanmar Border”*

Over 15 ethnic groups live across China’s borders with Myanmar, Laos and Vietnam. The Dai/Tai, De’Ang/Ang, Jingpo/Kachin, Lisu are four main ethnic minorities living across Yunnan-Myanmar border. The border of the Dehong Dai and Jingpo Autonomous Prefecture snakes across the lush, mountainous terrain of China’s Yunnan province and its southwesterly neighbor, Myanmar. Historically, the area’s inhabitants have always migrated frequently across the border; families were often scattered across both sides, and their close interactions helped establish the friendly rapport that exists between the two nations. Cross-border marriages have a long local history rooted in common ethnicity, language and religions.
According to James Scott 's "Zomia" theory, these peoples living in the mountains of Asia have a social and cultural strategy to evade national rule, where is ungoverned periphery.
However, over the past 20 years, with the economic improved and social prosperity and safety people live in peace and stability life in China's border side. More and more Burmese ethnic minority women have migrated China and married to the Dai, Jingpo, De’ang and Lisu ethnic people in border areas. According to scholars estimate nearly as much as 100,000. How does the modern nation-state manage ethnic cross-border marriages in the Asian borderlands? Governing ethnic marriage practices in the context of the modern nation-state, the government of Dehong Prefecture need to face the challenges of social governance brought by the burgeoning "Burmese brides" at the Sino-Burmese border, meanwhile maintains the relationship between the Burmese government and the Burmese ethnic military authorities.
In 2010, the Dehong local government introduced and started implementing the “Blue Card” policy which provided framework for documenting Registration of Marriage for Border Residents in Cross-border Marriages. This policy represents an important step towards legalizing the status of marriage immigrants in China, and providing a mechanism for documenting previously undocumented cross-border marriages.
In fact the government’s policy and practice on governing the transnational marriages of border residents reveals the complex relationship between foreign brides, ethnic minorities and local governments. Based on the author's field research on cross-border marriages in Dehong, this presentation analyzes the foreign bride in the framework of transnational immigration theory and explores the social governance of border foreign brides under the geo-ethnic-gender dimension, providing a critical assessment of this “Blue Card” policy and challenges in its realization.


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Zomia Study Group contacts: Koichi Fujita, Shimojo Hisashi, Mio Horie (Center for Southeast Asia Studies, Kyoto University)

プロフィール

ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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