「ヒカルの碁」と井山7冠王

7冠王達成だそうだ。すごい。
かれの世代のプロは「ヒカルの碁」で囲碁の道を志した人が多いという。
ゲーム類の登場で「不況産業」に陥っていた囲碁を、人気漫画が救ったわけである。
いつも言っているが、歴史(とくにアジア史)でもそういう漫画をつぎつぎ書いてほしい。
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『グローバルヒストリーと戦争』刊行

3月末に刊行が間に合わなかったが、先週やっと出た。「歴史学方法論講義・歴史学のフロンティア」の授業にもとづくテキストの3冊目である。このほど阪大出版会を退職されたOさんに、最後までお世話になった。
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面白い論文やネタがいろいろ詰まっていて、私自身勉強になった。
表紙の写真は現代に訴えるところもあるか。
ちなみに帯の私のタイトルを見ると、まるで現代日本の歴史認識問題を書いているように見えるが(それは第1章で田中仁さんが書いている)、これは私が帯のことなど考えずに時代や地域を示すことばを副題の方に入れてしまった失敗(?)である。副題は「抗元戦争後の大越(ベトナム)における国際秩序・国家理念・政治体制」である。ただし戦後50~70年で歴史認識を含む戦後レジームが根本的に変化するという点は、現代日本と共通する。時間と世代の問題は時代を超えるということか。


東チモールフェスタ

大航海時代以来の歴史の偶然に翻弄され、ようやく独立したが国民国家形成はたいへんだ、という国のひとつが東チモールである。
日本でも阪大を含め、支援・交流に取り組んできた人たちがいる、
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大阪大学歴史教育研究会第95回例会のご案内

もう始まってしまう(汗)、、、

日時:2016年4月16(土)13:30~17:30

会場:大阪大学豊中キャンパス文学研究科本館2階大会議室

プログラム:
(1)桃木至朗(大阪大学大学院文学研究科教授)
「高校歴史教育・入試改革の動向と大阪大学歴史教育研究会2015年度方針」
【報告要旨】
昨夏に中教審で高校新科目「歴史総合」の設置やアクティブラーニングの全面導入が決まり、来秋までに固まるとみられる学習指導要領が、2022年度から実施される。一方、高大接続システム改革会議で検討が進められている新型入試は、高校基礎学力テストが2019年度から、大学進学希望者学力評価テストが2020年度から実施の予定で、後者には現行指導要領のままで地歴が含まれると見られる。阪大歴教研はこれらについて教化教育学などの立場で直接研究する場ではないが、これらに無関心では、高校教育だけでなく大学側の教養教育・専門教育や教員養成教育の現場で起こるであろう変化に対応できない。それでは大学側がおこなう高大連携活動の意味が失われる。本年度は、こうした緊張感を持ちながら、科学研究費による汎用的な歴史学入門の作成作業を領域・テーマごとに本格化させたい。本報告ではその教育現場での必要性や意味をあらためて示すとともに、昨年発足した全国組織「高大連携歴史教育研究会」、各地での地域連携活動などの取り組みについても紹介したい。

(2)岡本充弘(東洋大学人間科学総合研究所客員研究員)
「歴史の作り手・オーディエンス・媒体」
【報告要旨】
『国境のない時代の歴史』(1993)で提示したこと
 ・歴史認識のありかたと問題点・戦後日本の歴史意識・歴史と近代イデオロギー・歴史と進歩・歴史とアナクロニズム・歴史と未来・グローバリゼーション・歴史という名の「知」
『開かれた歴史』(2013)で問題としたこと
 ・言語論的転回の意味・歴史とナショナリティの関係・グローバルヒストリーの可能性・歴史の多様性・文字的歴史と口述の歴史、画像的映像的歴史・歴史の脱構築論
『歴史を射る』(2015)で問題としたこと
 ・サブタイトルは言語論的転回・文化史・パブリックヒストリー、ナショナルヒストリー。
  以上の問題に加えてサブカルチャー(ゲームや漫画)との関係、などに焦点をあてた若手研究者の文章を合わせて掲載した
現在プロジェクト(「歴史研究の新展開とグローバルシティズンシップ」)で進行させていること
 ・ヒストリー・イン・アカデミック・プレースとヒストリー・イン・パブリック・プレースの関係
 ・歴史とメディアの関係
 ・歴史の共同化の問題(例えばreconciliation)歴史の個人化の問題

などのこれまで考えてきた問題を、とくに専門的な歴史研究(客観的事実の解明を目指すとされる)、歴史の教育(歴史研究者によって確立された事実を伝えているとされる)、そして教育を含めてパブリックな空間における歴史の受容(あるいは変容)との関連、また近年の国際的な歴史研究の動向をふまえて提起する予定です。

大阪大学歴史教育研究会事務局
E-mail: rekikyoken[a]gmail.com
HP: https://sites.google.com/site/ourekikyo/

海域アジア史研究会4月例会のご案内

近年みんなが忙しいために日程がランダムになっていたが、今年度はなんとか定例化させたい。

【海域アジア史研究会4月例会】

・日時:2016年4月30日(土) 13時30分?17時45分ころ
・場所:大阪大学豊中キャンパス文法経済学部本館2階 大会議室
 アクセス:http://www.let.osaka-u.ac.jp/ja/access
 ※豊中キャンパスマップ④の逆向き「コ の字」型建物の2階(左上の端)に会場の大会議室があります。建物には、③の総合図書館側の入口からお入り下さい。

・報告者・報告タイトル(敬称略)
 柴田広志(佛教大学非常勤講師・京都府立大学研究員)
 「アッタロス朝ペルガモンの王権と大祭壇」

 浮田怜奈(大阪大学文学研究科博士前期課程)
 「宋代の朝貢使節における防援官」(仮)

・備考:資料代として200円ご用意下さい
    研究会後、阪急石橋駅周辺で懇親会を予定しております


ーーーーーー《連絡・問い合わせ先》ーーーーーー
〒560-8532 大阪府豊中市待兼山町 1-5 大阪大学文学部・文学研究科 東洋史学研究室 
Tel(研究室): 06-6850-6111 / Fax(研究室): 06-6850-5091
冨田暁(海域アジア史研究会事務局)
Email: tomynovember●hotmail.com (●を@にしてお送り下さい)

海域アジア史研究会公式ブログ(http://plaza.rakuten.co.jp/kaiikiofficial/

2016年度慶應義塾大学東アジア研究所講座のご案内

慶應義塾大学東アジア研究所では、以下のような講座を開催いたします。ご関心のある方はご出席ください。
院生や学部生への転送も可です。(鈴木正崇)


□■□   2016慶應義塾大学    □■□
□■□ 東アジア研究所講座開講のご案内 □■□

 本年度の講座は、総合テーマを「都市から見たアジア経済―歴史から現代へ―」として開催いたします。
  ご多忙のところ恐縮ですが、是非ご出席くださいますようお願いいたします。
 聴講をご希望の場合は、本メール文末の回答フォームを使ってご連絡ください。なお、受付回答はいたしませんのでご了解ください。

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◇春学期開講・全12回
◇日 程:毎週金曜日5時限目16:30~18:00
     4/15~7/15(4/29と6/10除く)
◇対象:学部生、大学院生、塾員、教職員、一般
◇参加料:無料
◇会場:慶應義塾大学三田キャンパス内 西校舎1階517番教室
【慶應義塾Access & Maps】
    
     →キャンパスマップ
     【12番】の建物が西校舎です
◆主旨
 アジア経済の様相は、近年大きく変化している。
 本講座は、アジア諸地域の経済変化を長期的な視点で捉えることによって、アジア経済の特徴とその多様性をより深く理解することを目的としている。
 講座では毎回、アジアの都市を一つ取り上げ、その都市がその時代のアジアにおいてどのような位置を占めていたのか、どのような意味をもつ存在であったのか考えていきたい。
 香港、シンガポール、上海など「中心」的な都市だけでなく、「周縁」に位置する諸都市にも注目し、それぞれの場を特徴づける経済的事象を紹介し検討することで、17世紀から21世紀初期の現在に至るアジア経済の変遷をたどることにしたい。

◇スケジュール・担当者とテーマ(敬称略)
[1]4月15日 岸本美緒(お茶の水女子大学)「蘇州:米とシルクと歓楽街(17~18世紀)」

[2]4月22日 小川道大(アジア経済研究所)「プネー(インド):政治都市の経済発展(18~19世紀初頭)」

[3]5月 6日 小林篤史(大阪産業大学)「シンガポールと東南アジア地域経済(19世紀)」

[4]5月13日 太田 淳(慶應義塾大学)「バタヴィア:ハイブリッド・シティの発展と変容(18~19世紀前半)」

[5]5月20日 荒武達朗(徳島大学)「山東半島登州府:“満洲”と中国本土を繋ぐ都市(18~19世紀)」

[6]5月27日 杉山伸也(慶應義塾大学名誉教授) 「長崎と高島炭鉱(19世紀後半)」

[7]6月3日 木村福成(慶應義塾大学)「バンコク―ホーチミン:生産ネットワークへの参加、産業集積の形成、イノヴェーション・ハブの構築(21世紀初頭)」

[8]6月17日 丸川知雄(東京大学)「深圳:イノベーションの首都(21世紀初頭)」

[9]6月24日 竹内祐介(首都大学東京)「日本帝国内分業と羅津港(20世紀前半)」

[10]7月1日 平井健介(甲南大学)「『帝国』日本の形成と台南(20世紀前半)」

[11]7月8日 久末亮一(アジア経済研究所)「香港:躍動し続ける『ゲートウェイ』都市の過去・現在・未来(19世紀半ば~20世紀)」

[12]7月15日 古田和子(慶應義塾大学)「上海:交易と決済、商人と国家(19~20世紀初頭)および講座の総括」

◆問い合わせ先:慶應義塾大学東アジア研究所
    〒108-8345 東京都港区三田2-15-45
    tel 03-5427-1598
    fax 03-5427-1640
    e-mail:

◆参加申込フォーム
 ==【返信の際はこの部分をコピーしてお使いください】===
  2016東アジア研究所講座に参加する。
 *聴講希望が1回であっても全12回であっても参加希望日を
  記す必要はありません。ご都合の良い日にご参加ください。
   お名前(               )
   ご所属(               )
   連絡先ご住所(〒              )
   e-mail ( )
※住所変更等ございましたら、その旨ご連絡ください。

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慶應義塾大学東アジア研究所
Keio Institute of East Asian Studies : KIEAS ――――――――――――――――――――
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e-mail : kieas[a]info.keio.ac.jp
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fax 03-5427-1640
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演会等の事務手続きにのみ使用します。当該目的以外には使
用いたしません。
3.個人情報は、第三者に開示・提供・預託することはありません。
4.個人情報の開示・訂正・削除については、東アジア研究所ま
でご相談ください。
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プロフィール

ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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