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鉄道デザインとLRV・LRT

忙しくて「鉄ちゃん」がほぼお留守になっているが、『鉄道ジャーナル』だけはなんとか買っている。
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今月の特集「鉄道をデザイン」は、JR九州以下一連の車両デザインで有名になった水戸岡鋭治氏のに関する記事をはじめ、国内外の鉄道に関する10本の記事が並ぶが、そのうち3本が路面電車関係である。

「颯爽! 北の都のポラリス」は札幌に登場した新型車両の紹介。
「LRTと街のデザイン」は電停の配置と構造の工夫、軌道の芝生化、鉄道やバスとの乗り継ぎの円滑化など、日本各地の最近の取り組みを論じる。
「駅にタッチする路面電車で街をRe Design」は、路面電車を鉄道駅の中(すぐ前)まで引き込むという、ヨーロッパではずっと前からやっているが日本では遅れていたやり方の事例を、高岡・豊橋・高知について紹介する。

東京や大阪だけ見ていると見えないこういう改善が、地方都市でずいぶん進んでいる。そして富山では、新幹線開通時に高架下を抜ける路面軌道が開通し、路面電車と新幹線を含む鉄道の乗り継ぎ改善と郊外からのKRTの都心乗り入れが一挙に実現する。

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大阪大学News Latter65号の対談

未来戦略機構のグローバルヒストリー研究部門設立に関連して、総長と秋田さん、それに助教の岡田雅志君の対談が阪大のニューズレターに掲載された。
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グローバルな視点とローカルな視点(間にナショナルな視点やリージョナルな視点もある)、アジア中心で日本を組み込んだ歴史、文理融合や相互理解・持続的発展などの現代的課題に生きる歴史といった、「阪大史学」の主張を、うまくまとめてくれたように感じた。教授と若手をセットで出演させてくれたのも、いいやり方だろう。

このニューズレターの表紙には、「阪大なでしこ世界にチャレンジ」というタイトルと7人の女子学生の写真が掲げられている。なにごとならんと中身を読むと、「官民協働海外留学支援制度~トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」という留学プログラムに阪大から7人が採用され、それが全員女子だったということだ。これも総長との懇談が掲載されている。所属は法学部国際公共政策学科が2人、文学研究科文化動態論専攻が1人、外国語学部が3人、医学部が1人だそうで、行き先はアメリカ2人、ドイツ・イギリス・カナダ各1人、ロシア+ウズベキスタンが1人、ミャンマーが1人とある。

女子学生の活躍はけっこうなことだし、次の募集が10月にあるそうなので今度は男子も採用されるといいのだが、それにしてもこの留学プログラムの名前。昨日発表された「スーパーグローバル大学」も十分恥ずかしいのだが、こちらはなんだかおどろおどろしくないか。このごろこのテのどぎつい名前が多く、さすがの私も「学問の府をなんと心得る」と言いたくなる。「阪大史学の挑戦」なんて、おとなしいものだ。


アジア大会・ベトナム勢の活躍

アジア大会でベトナム勢も活躍している。国別メダル数が6位前後、金メダルは武術太極拳のズオン・トゥイ・ヴィ選手だけだが、伝統の射撃や新興の体操、水泳などいろいろな種目でメダルを獲得、女子サッカーも「なでしこジャパン」と準決勝でぶつかる。HP 「ベトナム・フットボール・ダイジェスト」に連日、記事が出ている。http://www.vietnam-football.com/

タイにおける博物館活動講演会のお知らせ

面白そうな案内が回ってきた(て、うちの歴教研と同じ日だがね...)。

このたび、タイ芸術局博物館事務局長ならびにバンコク国立博物館長の来日に伴い、同国における博物館活動についての講演会を下記のとおり開催いたします。
是非ふるってご参加ください。

日時:2014年10月18日(土)13:30-16:30
参加費:無料
会場:黒田記念館セミナー室 
東京国立博物館の西門の斜め前(上島珈琲店が角にあります)
アクセス:http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=114
講演内容:*講演はタイ語で行われ、逐次通訳がつきます。
1.「Museums and Communities focus on office of National Museums Thailand」
Mr. Sahabhum Bhumtitterat(Director of the office of National Museums, Fine Art Department, Thailand)
タイにおける博物館活動に市民がどのように参加、協力しているかについて紹介します。特に、タイの芸術文化遺産の保存、教育、研究、普及を担う文化省芸術局国立博物館部の近年の取り組み、成果、課題について言及します。
2.「Today of Ban Chiang National Museum and Ban Chiang world heritage site」
Mr. Tossaporn Srisamarn(Director of National Museum Bangkok)
 タイ・ウドーンターニー県のバーンチェン遺跡発掘からバーンチェン国立博物館の成り立ち、世界遺産登録と地元の活動について紹介するとともに、近年リニューアルした博物館の展示方法、社会活動についてお伝えします。

定員:30名程
主催:東京国立博物館

 タイの文化財保護、行政に関するさまざまな活動の中心におられる方々をお招きしての講演です。なお、事前受付などは特にいたしませんが、人数をある程度把握したいため、ご出席を希望される方は下記までご連絡をいただけますと助かります。
また、多くの方のご参加を募っておりますので、お知り合いの方々にも是非お知らせいただけたら幸いです。

東京国立博物館 企画課長 小泉惠英(こいずみよしひで) koi[a]tnm.jp

プロ野球と大相撲

ホークスが思わぬズッコケでパリーグは大混戦になった。マジックナンバーが出たバファローズもふらふらしてるので、最後までわからない。星野監督退任で喜んだ(?)ゴールデンイーグルスが猛然と勝ち進んでおり、バファローズ戦がたくさん残っているので、そこがカギになるかもしれない。最下位脱出を確定するためにも、バファローズを叩きたいところだろう。田中将大が抜けたとはいえ、投手はそこそこで、強打の四番がいれば最下位争いをするような戦力ではない。

ライオンズは今ごろ浅村や秋山も調子を上げてきたが、すごいのは森友哉だ。今夜もホームランとは恐れ入る。これでは炭谷銀仁朗はよそに移らざるをえないか。
マリーンズはデスパイネが3割台に乗せたが、投手で10敗が3人(10勝はゼロ)、3割打者も20ホームランも20盗塁もゼロでは、低迷も当然だろう。

「背リーグ」はお約束のジャイアンツの優勝。こういうのが面白いかねえ。

大相撲は逸ノ城旋風。いままでのモンゴル力士と違い遊牧民出身だというところが面白い。馬に乗って安定性を身につけたというのは、船をこいで安定性を身につけた野球の稲尾和久を思い出させる。白鵬との決戦は面白いが、あっさりはたき込まれた鶴竜はだらしないというべきだろう。

公開講演会「日本における外国人の就労実態」開催のお知らせ

                 記

日 時: 2014年10月4日(土)午後6時30分~7時50分(開場:午後6時15分)
会 場: キャンパスプラザ京都 4階・第4講義室
(京都駅前・ビッグカメラ前、京都市下京区西洞院通塩小路下ル)
入場無料・予約不要
テーマ:「日本における外国人の就労実態」(ベトナム人を含めて外国人の日本における就労の実態、法律は?手続きなど)
講 師: 中峯 将文氏(大阪中央法律事務所・弁護士)
(講師プロフィール)
・ 松原市立第2中学校卒業    ・大阪府立生野高等学校卒業
・ 神戸大学卒業          ・神戸大学法科大学院卒業

主 催: 日本ベトナム友好協会京都支部(連絡先:nhatvietkyotohp[a]mail.com)
http://www4.ocn.ne.jp/~nhatviet/
(住所:〒603-8577 京都市北区等持院北町56-1 立命館教職員組合 気付)
後 援: 日本ベトナム友好協会大阪府連合会
日本ベトナム友好協会兵庫県連合会(予定)
日本ベトナム友好協会奈良支部(予定)
日本ベトナム友好協会鉄道(近畿)支部(予定)

* 本件に関するお問い合わせ・ご連絡は、京都支部事務局・田中
【メール:tana4649[a]amber.plala.or.jp,携帯電話:080-5348-1912】までお願いいたします。
プロフィール

ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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