與那覇潤さんの新刊書

送っていただいた。

今度は、「日本人」は無前提かつ素朴客観的に存在するものではない、という論点が中心のようだ。
素朴ナショナリズム批判の核心が、「国民国家批判」のしばしば高踏的な論議を踏まえながら、より広い層にわかる書き方で説明されていたら、すばらしいことだろう。とにかく読まなくっちゃ。
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東洋的専制

特定秘密保護法案に関する新聞記事を見ていて、モンテスキュー以後の近代ヨーロッパ知識人が「自由のヨーロッパ」と対比して唱えたこの概念を思い出した。

日本では東洋的専制というと、権力者によってがちがちに縛られて可能な行動の幅がすごく狭い(たとえれば校則づくめの学校)イメージが一般的かと思われるが、ヨーロッパ知識人のそれはむしろ「権力者の恣意=なにをしてよくてなにをしてはいけないかが被治者はあらかじめ示されないため、被治者は常におびえて暮らさねばならない状況」ではなかったか?

なにが秘密であるかは国民の知る権利が及ばない、事後的にも永久的に隠したままでおける、どんな行動が指定された秘密を犯す行為であるかも明示されない、というのは、「恣意に基づく専制」を可能にするものとしか思われない。少なくとも権力側の乱用に対する第三者機関による監視の制度的保証は、近代西洋的な民主主義の観念からすれば不可欠だろう。

書くべきことが山ほど...

入試改革に秘密補保全法案に日本シリーズに、雑誌『新しい歴史学のために』の現代中国「左派」に関する特輯に、と書くことが山ほどあるのだが時間がない。ううん。

ドラフト会議

ドラフト会議は松井裕樹がイーグルス。今年のイーグルスは本当に強運だね。
田中将大にかわる大エースになってほしい。
バファローズ吉田一将、ライオンズ森友哉、マリーンズ石川歩なども満足な指名だろう。
マリーンズ5位指名の巨漢、井上晴哉内野手が、おかわり中村タイプの強打者になるといいが。
オリオンズ以来の豪打の伝統が復活してほしい。

科研費申請

この2週間、仕事が山ほどあって確認しそこなった問題が最後に明らかになって、分担者のみなさんに迷惑をかけ、自分も月曜から今日まで何度もあわてたが、今夕になんとか申請の入力が終わった(このあと事務がチェックして、たいてい1か所や2か所は修正になるのだが)。

それにしても、何度やっても疲れる。

明日からは、この間にたまった仕事をたくさん片付けねばならない。ちっとも楽にはならない...

全力疾走

こんなに忙しくてブログが書けないのは久しぶりだ。
昨日の「市民のための世界史S」は面白い学生がいろいろ来ているので、余裕ができたらいろいろ書きたい。
明日は午前に11月8日の東方学会シンポの打ち合わせ会、午後は歴教研例会。教科書構想発表シリーズの最終回で、秋田さんの近現代史と私の序章・終章。
プロフィール

ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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