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纏向遺跡からバジル

邪馬台国の有力候補地である奈良県の纏向遺跡から、バジルの花粉が出土したとか。
中国の魏から輸入したと考えてるようだが、南方の植物だから呉からと考えてもいいだろう。
卑弥呼が魏の冊封を受けたからといって、邪馬台国が魏としか交流しなかった証拠にはならない。

将棋名人戦で森内名人が防衛。矢倉戦で新手を繰り出して勝ったとか。たいしたものだ。

鹿児島に無事到着。新幹線は普通車も4列座席で、東海道・山陽新幹線のグリーン車なみ。快適だ。
おかげでけっこう仕事(講義用のパワポ作り)が進んだ。
鹿児島の宿は、高見馬場の電停からすぐの便利な場所にあり、とても安いのだが、入室してみるととても狭い。しかたないね。

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アフリカ出身力士

いつ出るだろうか、どの部屋が先鞭を付けるだろうかと以前から思っていた。
大砂嵐がはじめ、「どの部屋でも入門を断られた」というのは、ずいぶん無能な部屋が多いということだ。

このあと鹿児島へ出張。新幹線+市電に乗るのが楽しみだ。「いさぶろう」「しんぺい」「いぶすきの玉手箱」など、JR九州の名物列車に乗る時間はないだろうな。

東京オリンピックの招致サイトが海外で酷評されている訳

フェイスブックで見つけた面白い(というか東京都にとっては悲惨な)記事である。
http://innova-jp.com/blog/website-design/tokyo-olympic-website/

しかし、思わずフェイスブックに以下のコメントを書き込んだ。

ここで言われていることは全く正しいのだが、放っておくと「日本人は世界がわかってない」といういつもの話で終わってしまう。それに劣らず大事なのは、このサイト(日本語を英語に直訳したと思われる)の「元の日本語」がひどいということだ。何が言いたいのかさっぱりわからない。日本語がハイコンテクストだと指摘されているが、それは必ずしも日本語の本質に根ざすものではなく、「間違った日本語観にもとづいてみんながよってたかってそういう日本語を教え、話し、つくってきた」ことにもよる。別の言い方をすると、「外国語にしやすい日本語」を話し書く日本人もいるのだが、それがひどく少ない。私はかつてベトナム語の通訳をけっこうやったのだが、そのときも(日越両方に)その問題を感じた。この問題は実は井上ひさしが論じていた問題である。日本語教育を改めないと、この問題は永遠に解決しない。

このあとは本ブログの補足だが、
恩師石井米雄先生はいつも、学生が(日本語で)非論理的な表現をすると、「それ英語でなんて言うの、英語にならないような日本語を使っちゃダメだよ」と叱った。日本文学やマンガは、もとの表現がよければ、そんなに意訳しなくても世界に通用しているのだと思うが、日本語の論説や広告も、日本語がきちんとしていれば、かなり英語になるはずなのである。上記コラムで批判されている「サイトのターゲットをきちんと考えていない」点だって、根っこにあるのは「仲間内の言葉」「外部の世間に向けたマニュアル通りの言葉」の2種類しか教えない(使わない)日本の言語教育・言語生活の欠陥であって、日本語そのものの欠陥ではない。

ちなみに、わが「日本語学」の同僚たちは、日本語の下手な外国人留学生、労働者、難民その他に通じるローコンテクストな日本語を創ろうと奮闘している。学生にはその授業を受けてみろ、といつも言っている。そうしたら、自分が(狭義の語学力つまり発音とか文法知識・語彙などの点で)下手な英語や下手なベトナム語で発信する能力も、必ず高まる。

「中量輸送」に託す新時代

私の探し方が下手なのか、ググっても出てこないのだが、毎日の夕刊「ぶんかのミカタ」欄に宇都宮浄人・関西大教授の「鉄路は続く 下」が出ており、関西における中量輸送機関の必要性を述べている。

高度成長期には関西圏でも、郊外と都心を結ぶ大量輸送機関(通勤電車)を走らせればよかったが、バスとの中間の中量輸送機関、たとえば郊外同士を横につなぐ路線が不足しているため交通ネットワーク全体が十分便利でないと、正しい指摘をしている。大阪と同規模のァパリなどでは、横につなぐ路線におしゃれで高性能なLRTが作られ、商店街や地域の活性化につながっていることが紹介される。

私も何度も書いてきたが、日本の都市は総じて、「路面電車=時代遅れ」「大都市は地下鉄が必要」という固定観念で突っ走ってきた。広島・長崎など中規模都市ではまだしも路面電車が活用されてきたが、広島以外の百万都市となると、猫も杓子も地下鉄を造って、巨額の赤字を出してきた。地下鉄とバスとの間がすっぽり抜けている。

ちなみに中量輸送機関にはモノレールやいわゆる新交通システムもあるが、建設費は地上に造るLRTがいちばん安い。またモノレールや新交通システムは、地上からホームまでの距離が長いので、目的地までのトータルの移動時間が自動車はもちろん自転車より長くなることが多い。それでバスより運賃も高いのだから、あまり利用する気になれない。それでも大阪モノレールは(郊外を環状に走るメリットが大きいため)乗客が増えているそうだが、一般的にはLRTの優位は動くまい。

毎日の鉄道記事には、いまでも御堂筋線の建設、阪急の経営など過去の栄光に浸る記事が出ているが、現に関西大手私鉄の輸送量は1960年代の水準に下がり、「準大手」の神戸電鉄の路線が廃止に追い込まれかかっている。kれについては『鉄道ジャーナル』7月号(5月発行)に掲載された、近畿大名誉教授・齊藤峻彦氏の「鉄道大国日本の「成功」と「反省」(前)」の中でシビアに取り上げられている。

宇都宮先生の「大阪の都市交通は、20世紀初頭より常に先進的な投資をしてきた。それが今の快適な鉄道の基礎となっている。次の時代は、中量輸送機関を整備し、バス路線の再編成も進めながら、既存の公共交通機関とのネットワークが課題である。金額的に小さく、それでいて人々の生活クオリティーを高め、地域を活性化させる、効率的で効果的な21世紀型投資になるにちがいない」というまとめにあるとおり、中量輸送機関の建設は公共事業の質の転換にもつながる。大阪(や京都・神戸)の再生にぴったりなのである。

毎日の今日の朝刊には「鉄道×毎日新聞」という欄もあるが、たいした記事はない。ただ、山陽電鉄2000系アルミカーの写真はなつかしいものだ。



恥ずかしいぞ 原発輸出

毎日夕刊の「特集ワイド」
大阪本社版は昨日だったが、東京本社版は1週刊前に出ていたようだ。
http://mainichi.jp/feature/news/20130522dde012010007000c.html

見出しも”エコノミックアニマルから「野獣」へ”、と批判の筆鋒は鋭い。
原発輸出が発展途上国特権層の蓄財に手を貸し、結果として市民社会の成熟や民主化にブレーキをかけるという指摘も正当なものだろう。

このごろ、組織の体をなしていないことで知られた毎日新聞のスタンスがしっかりしているように見えるのは、他社がだらしないということだろうか?

灰吹き法もヨーロッパの技術?

下の記事で書くのを忘れた。
ヨーロッパから灰吹き法が伝わって日本の銀生産が急増したという答案も数点見られた。
銀と鉛を混ぜてから融点の差を利用して分離する灰吹き法は、朝鮮半島から伝わった中国系技術(アメリカで使われた水銀アマルガムを利用する技術とは別)だと講義中に説明したし、講義で使用している教科書にも灰吹き法は朝鮮伝来の製錬技術と書いてある。

小テストの問題は、最初に全部配ったプリントに書いてあるから、その場で問題を見てあわてて誤答するというのではない。とはいえきちんと準備などしてこない学生が、「ヨーロッパ=先進技術」という思い込みをもとに咄嗟に書いたのだろうが、困ったものだ。

脱線だが、先日通算2000本安打を達成したドラゴンズの谷繁元信が、若い頃野球をなめていて監督に怒られ、一時試合で使ってもらえなくなったというのは、たとえて言えばこういうところで「ものを考えない」態度をとっていたということだと思われる。

リレー講義「平和の探求」のレポートでも、課題を誤解して書いたレポートがけっこうある。「「格差社会」がなぜ戦争や対外侵略につながりやすいのか、歴史上の例をあげて説明せよ」という課題に対し、「格差」でなく「差別」について論じたものがいくつもあったのは、ちょっとがっかりした。
やはり若者の日本語力が低下しているのだろうか? 
プロフィール

ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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