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依然不調

マルーンズの打線はいったいどうなっているのだろう。
2年続けて十分打ちまくる野手がいないというのは、落合を追い出したあと30年におよぶ「伝統」だが。。。

ついでに岡田監督時代のオリックスもそうだったが、今のマリーンズのようなイニングまたぎをできない「鉄壁の救援陣」はだれかが打たれてしまうことも多い。イーグルスが強いのは松井裕がイニングまたぎができることだろう。

さて、授業も1週間終わったが、土曜日の阪大歴教研月例会では「マンネリ化」「黄金時代を過ぎた」などの正直な意見も出た。いろいろ改善・反省すべき点があるのだが、ひたすら地域・時代別の報告だけをする(実際には経済・文化・ジェンダーなどテーマも限定するのだが、それは地域・時代を決めたのちに分けるのが普通。また「環境史」などテーマ史が専門のような報告でも、実際には地域・時代を限定しない報告はできない)発想が、私にとっては最大のマンネリ化だという点は、容易に理解してもらえない。実は阪大歴教研創立前の「全国高等学校歴史教員研修会」のころから、グローバルな視野や通史的な視野とならんで特定の領域(環境史とかジェンダー史とか)で歴史全体を見通す視野もなければだめだと言い続けてきたのだが、グローバルな視野、通史的な視野とくらべてこの点への反応がいちばん弱い。これでは「市民のための世界史」はできても、「歴史学入門」を目指す現在の科研費での出版はおぼつかない。

これが最大の課題だが、ほかにもすることがたくさんある。ううむ。
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祝マリーンズ初勝利

今日も前半はひどかったようだが、意外な逆転勝利。
鈴木大地偉い。今年こそ最後まで3割を打ってほしいものだ。
アジャ井上もなんとかコンスタントに打ち続けてほしい。
しかし、パラデスは打てない外国人を絵に描いたようなパターン。レアードのように途中から適応してくれるといいんだが。

藤岡は全然押さえず傷を深めたがその後逆転勝ち。こういうパターンがよくある怪投手?
大嶺祐太は期待していいだろう。大谷・益田が最後にぴしゃりと押さえたのもよかった。
さて、明日は佐々木千隼vs斎藤佑樹。

マリーンズ単独最下位

オープン戦首位からこのメロメロ。
どうしてこんなに長距離打者がいないんだろう。
ドラフト戦略に基本的な勘違いがあるとしかいいようがない。
あーあ。

小結時天空

高倉健と同じ病気で亡くなったそうだ。
時天空というしこ名がまず印象的だった。
モンゴルで農政官僚になるつもりで東農大に留学し、大相撲入門後にモンゴルの農村人口に関する卒論も書いたとか。
足技が得意な異能派力士というだけでなく、珍しいインテリ力士でもあったわけだ。
合掌。

加藤初氏死去

1ヶ月記事が書けなかったあとの最初の記事の話題としてはなんだが、
ネットに加藤初氏の死去の記事が載っていた。
西鉄ライオンズの最後の年に新人で17勝。あの年は東尾修が18勝。ところがチーム全体はたったの47勝だったか。
巨人に売られたあとも活躍を続け、通算141勝113敗22セーブ、防御率3.50だそうだ。 

祝ファイターズ日本一

2日遅れましたが、ファイターズおめでとうございます。
日本シリーズで2試合サヨナラ勝ちした過去のチームは優勝率ゼロというのが心配だったが、関係なかったですね。
4試合全部逆転勝ち、勝利投手は全部リリーフなどそちらが初の記録とは。

ファイターズ栗山監督の選手の把握と試合の采配、見習うべき点が多い。大谷翔平や西川遙輝、中島卓也らの把握と起用も見事だが、あのタイミングで黒田が引退を発表するという「今年はカープの年だぞ宣言」に怒るのでなく、黒田との対決を喜び黒田のおかげで勝てたという発言もすばらしかった。
第6戦翌日の日刊スポーツはファイターズの吉村GMの記事が出ていたが、MLB仕込みの戦略に独自のデータ分析が上乗せされているということだった。たしかに育成担当ディレクターを置くなど、ファイターズのやり方は光っている。結果として高卒の育成は相次ぐ主力の放出を補う大きな成果をあげているし(「伸びしろの小さい即戦力」ばかり取りたがる千葉のチームに爪の垢を煎じて飲ませたい)、スシポーズのレアードにシリーズ3勝のバース、第五戦で快投したメンドーサ、増井離脱後のクローザーを立派につとめたマーティンなど、外国人もいい選手をスカウトしてくるものだ。

さて、第6戦翌日の報知には1950年に始まった日本シリーズの優勝回数を10年(ディケード)単位で数えて、2010年代は初めてパの勝ち越しになったと報じていた。ジャイアンツV9とかの時代とは、完全に流れが変わったのだ。
そもそもディケード単位でセが勝ち越したのはV9を含む1960年代と70年代だけで、その前も後もすべて5勝5敗だったのだが、今回もシリーズ前に「細かい野球ができる広島が有利」などとその時代の「古い常識」を繰り返している関西の恥ずかしい評論家がいた。つまり、高度成長期の歴史教育の常識を繰り返す教員と同じ人々が野球界にもいるということだ。

元ヤクルトの名手宮本が日刊スポーツに、両軍ともミスが多いシリーズだったこと、広島はシーズンも勢いだけで勝ったことをズバリと指摘していたが、それは真実に近いだろう。で、勢いやパワー、流れをつかむ目や腕はどちらにあるか。2003年以降のシリーズはパの11勝3敗。交流戦は1年を除いてパの勝ち越し。
「地元贔屓が避けられない地方都市」はともかく、そうでない大都市の格(多様なものを多様に活かす能力)をもつはずの京阪神などでは、いい加減に「偏セ値」を下げてほしいものだ。
プロフィール

ダオ・チーラン

Author:ダオ・チーラン
ヒツジ年生まれで写真のニワトリに深い意味はない。横浜で生まれ育った関東人だが、大学入学後現在まで関西で暮らしている。
本業は歴史学者で、専門は中・近世のベトナム史、海域アジア史、歴史学の評論・解説など。
趣味はパ・リーグを中心としたスポーツ、鉄道ほか。
このブログの意見はすべて筆者個人のものであり、いかなる組織にも関係ありません。

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